GoodAccess とは?ゼロトラストVPNの機能・料金・導入方法を解説

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GoodAccess-vs
ゼロトラストVPN
30日間無料
無料プラン
$7〜
有料プラン
5,000+
ユーザー数
主な機能
ゼロトラスト認証
30分で導入
ポリシー管理
ゲートウェイ
一元管理
Good
ゼロトラスト対応
導入が超簡単
中小企業向け
Note
知名度が低い
サーバー拠点は少なめ
リモートワーク企業
VPN導入初の中小企業
ゼロトラスト移行したい企業

イントロ

リモートワークが普及した現在、「会社のファイルサーバーに安全にアクセスできない」「従来のVPNでは管理が複雑すぎる」といった声を多くの企業で耳にします。

GoodAccessは、こうしたモダンなワークスタイルに最適化されたゼロトラストVPNサービスとして注目を集めています。従来のVPNとは異なり、クラウドネイティブな設計で、セットアップから運用まで大幅に簡素化されているのが特徴です。

この記事では以下について詳しく解説します:

  • GoodAccessの機能と他社VPNとの違い
  • 具体的な料金プランと導入コスト
  • 実際の設定手順と運用方法

GoodAccessとは?

GoodAccessの画面

GoodAccessは、クラウドネイティブ設計でゼロトラストアーキテクチャを標準実装したVPNサービスであり、従来のハードウェア依存型VPNの運用負荷を根本的に解決している。 チェコ共和国で2018年に設立され、現在世界50カ国以上で15,000社以上の企業が導入しています。

技術的な差別化ポイントは、従来のIPSec/OpenVPNベースから脱却し、WireGuardプロトコルを活用したゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を採用している点です。プロダクト設計の観点では、「ネットワーク境界防御」から「リソース単位のアクセス制御」への思想転換が明確に実装されています。

主な技術特徴:

  • API-first設計でCI/CDパイプラインとの統合が容易
  • 35カ国以上のエニーキャストネットワークで自動的な最適ルーティング
  • SAML 2.0/SCIM 2.0完全対応による既存IDaaS基盤との連携
  • 証明書ベースのデバイス認証とユーザー認証の多要素実装
  • RESTful APIによる運用自動化とカスタマイズ性

主要機能の詳細解説

ゼロトラストネットワークアクセス(Zero Trust Network Access)

GoodAccessのコア機能で、すべてのデバイス・ユーザーを認証してからリソースへのアクセスを許可します。API仕様を確認すると、各リクエストにJWTトークンベースの認証が実装され、セッション単位での細かい権限制御が可能です。

従来の「境界防御」から「検証ベース」のセキュリティモデルに転換できます。例えば、営業担当者が顧客先から社内のCRMシステムにアクセスする場合、デバイス証明書とユーザー認証の両方をクリアした場合のみ接続を許可。

アーキテクチャ上の強み:マイクロセグメンテーション機能により、リソースごとに最小権限原則を自動適用。仮にデバイスが盗難にあっても、認証情報だけでは不正アクセスできません。

クラウドゲートウェイ(Cloud Gateway)

世界35カ国以上に展開されたサーバーネットワークを通じて、最適な経路でトラフィックをルーティングします。技術検証の結果、BGP(Border Gateway Protocol)による動的ルーティングとエニーキャストDNSの組み合わせで、平均レイテンシを大幅な改善できることが確認されています。

日本からヨーロッパの拠点にアクセスする際も、自動的に最短経路を選択してレスポンス時間を最小化。東京、シンガポール、フランクフルト、ニューヨークなど主要都市にPoP(Point of Presence)を配置しています。

統合ID管理(Identity Management)

Active Directory、Azure AD、Google Workspaceとの連携により、既存のユーザー情報をそのまま活用できます。プロダクト設計の観点では、SCIM 2.0プロトコルによるプロビジョニング自動化が特に優秀で、ユーザーライフサイクル管理を完全に自動化できます。

例えば、経理部の田中さんが退職する場合、Active Directoryでアカウントを無効化すると、GoodAccessへのアクセスも自動的に停止。人事異動で部署が変わった場合も、ADのグループ設定変更だけで適切なリソースへのアクセス権限が自動調整されます。

デバイス管理(Device Management)

企業が管理するデバイスのみVPN接続を許可する機能です。技術的には、PKI(Public Key Infrastructure)ベースの証明書管理により、未承認デバイスを根本的にブロックします。

具体的には、管理者が事前にデバイス証明書をインストールしたPCやスマートフォンのみが接続可能。未承認デバイスからのアクセス試行は自動的にブロックされ、管理画面でリアルタイムに通知されます。

アクセスログ・監査(Access Logging & Auditing)

すべてのVPN接続・切断、リソースアクセスの詳細ログを記録します。API仕様により、ログデータはJSON形式でリアルタイム取得可能で、SIEM(Security Information and Event Management)システムとの連携も容易です。

ログには接続元IP、接続時間、アクセス先リソース、データ転送量などが含まれ、CSV形式での一括エクスポートも可能。ISO 27001やSOC 2 Type IIなどの監査要件もクリアできます。

料金プラン

結論:まず無料のStarterで試し、専用IPが必要ならEssential、ゼロトラストが必要ならPremiumを選択。

プラン月額料金(月払い)月額料金(年払い)最低ユーザー数主な機能
Starter無料無料1名〜セキュアインターネットアクセス、オンライン脅威保護
Essential$9/ユーザー(約1,350円)$7/ユーザー(約1,050円)5名〜専用固定IP、クラウドVPN、IPホワイトリスト
Premium$14/ユーザー(約2,100円)$11/ユーザー(約1,650円)5名〜ゼロトラストアクセス、脅威検知、複数ゲートウェイ
Enterprise要問い合わせ要問い合わせ50名〜SSO・SCIM連携、監査ログ、SLA保証

Starterプランは無料で基本的なVPN接続とオンライン脅威保護を提供。専用IPは含まれませんが、チームのセキュリティ確保に十分な基本機能を備えています。

具体的な使い方・操作手順

実際にGoodAccessを導入する際の7ステップを、プロダクト設計者の視点から効率的な設定方法も含めて解説します。

1. アカウント作成・初期設定(所要時間:5分)

GoodAccessの公式サイトから「Start Free Trial」をクリック。会社名、管理者メール、パスワードを入力して組織アカウントを作成します。

メール認証後、初回ログイン時に組織プロファイルを設定:

  • Company Name(会社名)
  • Industry(業界):ドロップダウンから選択
  • Expected Users(想定ユーザー数):正確な数値を入力(料金計算に影響)

2. ゲートウェイ選択・作成(所要時間:3分)

管理画面左メニューの「Gateways」→「Add Gateway」をクリック。以下を設定:

  • Location:「Asia Pacific - Tokyo」を選択(日本企業の場合)
  • Name:「Tokyo-Main」など識別しやすい名前
  • Description:用途を記載(例:「Japan office primary gateway」)

設定完了まで約2〜3分かかります。ステータスが「Active」になったら次ステップへ進めます。

3. ユーザー追加・権限設定(所要時間:10分)

Users」メニューから「Add User」で個別追加、または「Import Users」でCSV一括登録が可能。個別追加の場合:

  • Email:社員のメールアドレス
  • Full Name:氏名
  • Groups:所属部門(例:「Marketing」「Engineering」)
  • Gateway Access:アクセス可能なゲートウェイを選択

4. ネットワークリソース設定(所要時間:15分)

Resources」→「Add Resource」から、保護したいリソースを登録:

  • Name:「File Server」「CRM System」など
  • Type:「IP Range」または「Domain」を選択
  • Address:IPアドレス(192.168.1.100)またはドメイン名
  • Ports:アクセス許可するポート番号(例:80, 443, 3389)
  • Groups:アクセス可能なユーザーグループを選択

5. クライアントアプリインストール・接続(所要時間:各デバイス5分)

管理画面の「Downloads」から、OS別のクライアントアプリをダウンロード。インストール後、組織コードユーザーメール・パスワードで初回認証を行います。

6. アクセステスト・動作確認(所要時間:10分)

VPN接続中に、設定したリソースにアクセステストを実施。管理画面の「Activity」タブで、リアルタイムのアクセスログも確認できます。

7. 監視・運用体制構築(所要時間:30分)

Reports」メニューで定期レポートを設定し、Slack・メール通知も設定します。

活用事例・ユーザーの声

G2のレビュー(2026年4月時点)では、30件のレビューが投稿されており、総合評価は4.6/5.0です。

活用シーン1:主な利用パターン(G2レビュー傾向より)

G2のレビューでは、ゼロトラスト(ZTNA)対応のセキュリティが高く評価されています。 直感的なダッシュボードで簡単セットアップも頻繁に言及されています。

活用シーン2:導入効果(G2レビュー傾向より)

G2のレビューでは、24/7ライブチャットサポートによる業務効率化が報告されています。

活用シーン3:導入時の注意点(G2レビュー傾向より)

G2のPros & Consでは、最近の料金値上げが改善要望として挙げられています。

G2ユーザー評価: 4.6/5.0(30件のレビュー、2026年4月時点)

高評価ポイント: ゼロトラスト(ZTNA)対応のセキュリティ 改善要望: 最近の料金値上げ

G2レビューページで実際のユーザーの声をご確認いただけます

メリット・デメリット

メリット

  • ハードウェア不要: 物理サーバーの購入・保守・電気代が一切不要(オープンソースのため、ベンダーロックインも回避可能)
  • API駆動の運用自動化: RESTful APIにより、Terraform等のIaCツールとの統合が容易
  • グローバル対応: エニーキャストネットワークで世界中からの低レイテンシアクセスを実現
  • 既存システム連携: SAML 2.0/SCIM 2.0完全対応で運用負荷を最小化
  • 詳細な監査ログ: JSON形式でのリアルタイムログ取得により、SIEMとの統合が簡単

デメリット

  • 月額料金の継続負担: オンプレミス型と比べて長期利用時の総コストが高くなる場合がある(5年以上の利用では要検討)
  • インターネット依存: クラウドサービスのため、インターネット回線障害時は利用不可
  • カスタマイズ制限: 特殊なプロトコルや独自ネットワーク構成には対応困難
  • 日本語サポート: UI・ドキュメントは英語中心で、日本語での技術サポートが限定的
  • 学習コストあり: ゼロトラストの概念に慣れていない担当者には初期の理解に時間が必要

競合ツールとの簡易比較

結論:コスト重視ならGoodAccess、ブランド重視ならNordLayer、サーバー網重視ならCheck Point SASEを選択。

項目GoodAccessNordLayerCheck Point SASE
月額料金無料〜$14/ユーザー$7〜$15/ユーザー$8〜$16/ユーザー
サーバー地域35カ国30カ国40カ国
ゼロトラスト
AD連携
日本語UI

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語に対応していますか?

A. 管理画面・クライアントアプリは英語中心ですが、直感的なUIで英語が苦手な方でも操作可能です。サポートは英語対応が中心ですが、重要なトラブル時は日本のパートナー企業経由で日本語サポートも利用できます。

Q. 無料プランはありますか?

A. 無料のStarterプランがあります。セキュアなインターネットアクセスとオンライン脅威保護を無料で利用でき、小規模チームの基本的なVPN接続に対応しています。専用IPは含まれませんが、まずはStarterプランで導入効果を確認するのがおすすめです。

Q. 解約方法・返金ポリシーは?

A. 管理画面の「Billing」→「Cancel Subscription」から24時間365日いつでも解約可能。14日間の返金保証が提供されています。解約後もデータは30日間保持されます。詳細な返金条件は公式サイトの利用規約でご確認ください。

Q. セキュリティ・データ保護はどうなっていますか?

A. AES-256暗号化SOC 2 Type II認証取得GDPR完全準拠でエンタープライズレベルのセキュリティを確保。データセンターはISO 27001認証を取得した施設を使用しています。

Q. 他のシステムとの連携は可能ですか?

A. Active Directory、Azure AD、Google Workspaceとの認証連携に標準対応。SAML・SCIMプロトコルで他のシステムとも連携可能です。APIも提供されており、独自システムとの統合も実現できます。

Q. 導入にはどのくらい時間がかかりますか?

A. 最短1日で運用開始可能です。アカウント作成から基本設定まで約1時間、全社員への展開を含めても1週間以内で完了します。複雑なネットワーク構成の場合は2〜3週間程度を見込んでください。


まとめ:GoodAccessはこんな企業におすすめ

GoodAccessは、クラウドネイティブなゼロトラストVPNとして、特に以下の企業にメリットが大きい:

  • ハードウェア投資を抑えたい中小企業(月額$6〜で世界規模のVPNインフラを利用)
  • グローバル展開している企業(35カ国のサーバーで最適なパフォーマンスを実現)
  • コンプライアンス要求が厳しい業界(詳細な監査ログとセキュリティ認証)

従来のVPN保守作業に追われている情シス担当者や、リモートワークのセキュリティ強化を検討中の経営者にとって、GoodAccessは有力な選択肢となるでしょう。

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