Claude Code 週間アップデート(3/30〜)
Claude Codeの3/30〜のアップデートをまとめました。今週は大規模なv2.1.88リリースで、多数の機能追加とバグ修正が実装されました。
🔥 2026-04-04 — v2.1.92
一言で言うと:企業向けポリシー管理機能とBedrockの対話式セットアップが追加され、本格的な組織運用に対応
強制設定同期ポリシー機能
forceRemoteSettingsRefreshポリシー設定が追加され、CLI起動時にリモート管理設定の取得を強制できるようになりました。設定取得に失敗した場合はCLIが終了するフェイルクローズ方式を採用しています。企業環境でのセキュリティポリシー遵守が確実に行えるため、組織での大規模導入時に威力を発揮します。
Bedrock対話式セットアップウィザード
ログイン画面から「3rd-party platform」を選択すると、AWS Bedrockの設定を対話形式でガイドするウィザードが利用できるようになりました。AWS認証、リージョン設定、認証情報の検証、モデル選択まで一連の流れを案内してくれます。複雑だったBedrock連携が初心者でも迷わず設定できるため、AWS環境での導入障壁が大きく下がります。
コスト分析の詳細化
サブスクリプションユーザー向けに/costコマンドでモデル別・キャッシュヒット別の内訳表示が追加されました。どのモデルでどれだけコストがかかっているかが可視化されるため、利用パターンの最適化に役立ちます。
バグ修正:
- tmux環境でのsubagent生成失敗問題を修正
- プロンプトタイプStopフックの誤作動を修正
- ツール入力検証時のストリーミングエラーを修正
- フィードバック調査の誤送信を修正
- フルスクリーンモードでの重複メッセージ表示を修正
- プラグインMCPサーバーの接続問題を修正
2026-04-02 — v2.1.91
一言で言うと:大容量データの処理制限が緩和され、シェル実行の制御オプションが追加された開発者向け強化アップデート
MCPツール結果の大容量対応
_meta["anthropic/maxResultSizeChars"]アノテーションにより、最大500Kまでのツール結果を切り捨てなしで処理可能になりました。データベーススキーマのような大きな結果でも完全に取得できます。大規模なプロジェクトでの情報取得がより確実になります。
シェル実行の無効化設定
新たにdisableSkillShellExecution設定が追加され、スキル・カスタムスラッシュコマンド・プラグインコマンドでのインラインシェル実行を無効化できます。セキュリティが重視される環境での利用に適しています。
プラグイン実行ファイル対応
プラグインがbin/ディレクトリ下に実行ファイルを配置し、Bashツールから直接コマンドとして呼び出せるようになりました。プラグインの機能拡張がより柔軟に行えます。
主なバグ修正
--resume時の会話履歴喪失問題を修正- 各種ターミナルでの
cmd+delete動作を修正 - リモートセッションでのプランモード追跡問題を修正
- 設定ファイルのJSONスキーマ検証を修正
🔥 2026-04-01 — v2.1.90
一言で言うと:インタラクティブな学習機能/powerupが追加され、Claude Codeの機能をアニメーション付きで学べるようになった
/powerup — インタラクティブ学習機能
Claude Codeの機能を学ぶための新しいコマンド/powerupが追加されました。アニメーション付きのデモで実際の操作を確認しながら、各機能の使い方を習得できます。初心者から上級者まで、効率的な開発フローを身につけたいユーザーに最適です。
オフライン環境サポートの強化
新環境変数CLAUDE_CODE_PLUGIN_KEEP_MARKETPLACE_ON_FAILUREにより、git pullが失敗してもマーケットプレイスのキャッシュを保持できるようになりました。ネットワークが不安定な環境や完全オフライン環境での開発が格段に安定します。
主要なバグ修正
- レート制限ダイアログが無限ループでセッションクラッシュを引き起こす問題を修正
--resume実行時にプロンプトキャッシュが無効になる回帰バグを修正(v2.1.69以降)- 連続編集時に「ファイル内容が変更されました」エラーで失敗する問題を解決
- PowerShellツールの権限チェックを強化し、複数のセキュリティ脆弱性を修正
- パフォーマンス改善:SSEトランスポートの大容量フレーム処理を線形時間に最適化
🔥 2026-04-01 — v2.1.89
一言で言うと:ヘッドレスモードでの柔軟な実行制御と、自動モードの権限管理が大幅に改善された
deferによる実行一時停止機能
PreToolUseフックで"defer"を返すことで、ヘッドレスセッションでツール実行を一時停止できるようになりました。-p --resumeで再開時にフックが再評価されるため、状況に応じた動的な権限制御が可能です。CI/CDパイプラインで人間の確認を挟みたい場合に特に有効です。
改良された権限拒否処理
自動モードで拒否されたコマンドに対する新しいPermissionDeniedフックが追加され、{retry: true}を返すことでモデルに再試行を促せます。拒否されたコマンドは通知表示され、/permissionsの Recent タブでrキーによる手動再試行も可能になりました。
フリッカーフリー表示とMCP接続改善
CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1環境変数により画面のちらつきを抑制し、MCP_CONNECTION_NONBLOCKING=trueでMCP接続待機をスキップできます。長時間のセッションでの視認性とレスポンス性が向上します。
主なバグ修正:
- Windows環境でのCRLF重複とMarkdownハードラインブレーク削除を修正
- StructuredOutputスキーマキャッシュの約50%失敗率を解決
- 大容量JSONによるメモリリークと50MB超セッションファイルのクラッシュを修正
- CJK文字や絵文字を含むプロンプト履歴の欠落問題を解決
- LSPサーバーのゾンビ状態とmacOS深リンクの動作不良を修正
🔥 2026-03-30 — v2.1.88
一言で言うと:パフォーマンスと安定性が大幅改善され、長時間セッションでのメモリリークやクラッシュが解消された
このリリースでは、Claude Codeの使い勝手を根本的に向上させる重要な改善が多数導入されました。特に長時間の開発セッションにおける安定性が大幅に向上し、大容量ファイルの編集時のメモリ不足クラッシュや、セッション継続時の各種エラーが解消されています。
フリッカーフリー描画の導入
CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 環境変数により、画面のちらつきを完全に排除した滑らかな表示が可能になりました。長時間のコーディングセッションでの目の疲労を軽減し、仮想スクロールバックと組み合わせることで快適な開発体験を提供します。
サブエージェント機能の改善
@メンション機能で名前付きサブエージェント(named subagents)が候補に表示されるようになりました。また、自動モード分類器による拒否後に実行されるPermissionDeniedフックが追加され、retry: trueを返すことでモデルにリトライを指示できます。
プロンプトキャッシュとスキーマ処理の改善
長時間のセッションでツールスキーマが変更された際のプロンプトキャッシュミスを修正。StructuredOutputのスキーマキャッシュバグも解決され、複数スキーマを使用するワークフローでの約50%の失敗率が改善されました。
主なバグ修正
- Edit/Writeツールでの改行処理問題(Windows環境のCRLF重複、Markdown改行削除)を修正
- 1GiB超の大容量ファイル編集時のメモリ不足クラッシュを解決
- 50MB超のセッションファイルからのメッセージ削除時のクラッシュを修正
- JSONデータを使用した長時間セッションでのメモリリークを解決
- CLAUDE.mdファイルが長時間セッションで重複注入される問題を修正
- LSPサーバのクラッシュ後のゾンビ状態を解決(次回リクエスト時に自動再起動)
- 音声モード関連の各種問題(macOS Apple Silicon権限要求、Windows WebSocket接続)を修正
- CJK文字や絵文字を含むプロンプト履歴が境界で削除される問題を修正
/statsコマンドでの履歴データ損失とトークン数の過少計上を修正
アップデート方法
claude update
まとめ
v2.1.88は表示品質の向上と安定性の大幅な改善を実現したメジャーアップデートでした。特に大容量ファイル処理とメモリ管理の改善により、より快適な開発体験が提供されています。
参考リンク
この記事の情報は2026年4月時点のものです。最新の料金プランや機能については、各サービスの公式サイトをご確認ください。
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