※ 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
Fireflies.aiは、AIを活用して会議の録音から自動的に議事録を生成するツールです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどの主要ビデオ会議プラットフォームと連携し、音声を自動的に文字起こしして要点を抽出します。
この記事では以下について詳しく解説します:
- Fireflies.aiの機能と特徴
- 料金プランと導入メリット
- 具体的な設定・使い方手順
Fireflies.aiとは?

Fireflies.aiは、WebRTC対応の音声認識エンジンを持つクラウド型AI議事録生成プラットフォームで、REST API経由で40以上の外部サービスと連携可能。
2019年にアメリカ・サンフランシスコで設立されたFireflies Inc.が開発し、現在200,000社以上の企業に導入されています。
技術アーキテクチャの観点では、独自のNLP(自然言語処理)エンジンとクラウドベースの音声処理基盤を組み合わせることで、リアルタイム文字起こしを実現している。一方、オンプレミス展開に対応していないため、セキュリティ要件の厳しい企業では導入制約となる場合がある。
主な特徴
- 90%以上の高精度音声認識(英語)で会議内容を自動文字起こし
- Zoom、Teams、Google Meetなど主要会議ツールとのネイティブ連携
- リアルタイム文字起こしにより会議中の内容確認が可能
- CRM・プロジェクト管理ツールとの豊富な外部連携オプション
- 多言語対応(日本語を含む69言語)
主要機能の詳細解説
AI自動文字起こし機能(Auto Transcription)
Fireflies.aiの核となる機能で、会議の音声をリアルタイムで高い精度で文字起こしします。
独自のAIエンジンにより、複数話者の識別や専門用語の認識も高精度で実行できます。API仕様を確認すると、Whisper系の音声認識モデルをベースにカスタマイズした独自エンジンを使用しており、話者分離アルゴリズムの精度が競合より優れている。
例えば、週次営業会議で5名が参加する60分のミーティングでも、各発言者を自動識別し、商品名や顧客名などの固有名詞も正確に文字化します。手動での議事録作成に比べ、作業時間を大幅な短縮できるのが大きなメリットです。
スマート要約機能(Smart Summary)
文字起こしされた会議内容から、AIが自動的に重要ポイントを抽出して要約を生成します。
決定事項、アクションアイテム、次回までのタスクなどを構造化して整理できます。プロダクト設計の観点では、GPT-3.5ベースのテキスト要約APIと独自の構造化アルゴリズムの組み合わせにより、単なる要約ではなく実用的な議事録フォーマットを生成している点が評価できる。
この機能により、2時間の戦略会議でも5分程度で全体像を把握可能です。特に、会議に参加できなかったメンバーへの共有時に威力を発揮し、情報の伝達漏れを防げます。
会議プラットフォーム自動連携(Meeting Integration)
Zoom、Google Meet、Microsoft TeamsなどのネイティブSDKを活用した深い連携により、会議への自動参加・録音が可能です。
カレンダーと同期することで、スケジュールされた会議に「Fred」(Firefliesのボット)が自動参加します。技術的には、各会議プラットフォームのBot Framework APIを利用しており、単純な録音ツールとは異なり、参加者リストや画面共有情報も取得可能。
例えば、営業チームのZoom定例会議を毎週火曜10時に設定している場合、事前設定により毎回自動的に録音・文字起こしが実行されます。参加者の操作は一切不要で、会議終了後には自動生成された議事録がメール通知されます。
検索・分析機能(Search & Analytics)
過去の会議録音・文字起こしデータからキーワード検索で必要な情報を瞬時に発見できます。
また、話者の発言時間分析や会議の参加傾向なども可視化されます。検索エンジンにはElasticsearch相当の全文検索機能を実装しており、セマンティック検索にも対応している点が技術的な強み。
具体的には「競合他社」「予算」「Q4計画」などのキーワードで過去3ヶ月分の会議データを横断検索し、関連する発言箇所を秒単位で特定可能です。プロジェクトの経緯確認や意思決定の根拠調査に大幅な短縮効果をもたらします。
外部ツール連携機能(Integrations)
**Salesforce、HubSpot、Slack、Notionなど40以上の外部ツールとRES
T API経由で連携できます。**
議事録データを自動的に適切なプラットフォームに転送し、ワークフローを効率化します。API仕様を分析すると、Webhook配信とOAuth2.0認証に対応しており、リアルタイムデータ同期が可能な設計となっている。
営業チームの場合、顧客との商談内容がSalesforceの案件レコードに自動記録され、次回のフォローアップ準備が大幅に効率化されます。開発チームなら、技術仕様の議論内容がNotionの仕様書ページに自動反映されるといった活用が可能です。
料金プラン
結論:個人利用ならFree、チーム導入ならPro、組織全体ならBusinessが最適。
| プラン | 月額料金 | 録音時間/月 | 文字起こし | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 800分 | ○ | 基本文字起こし、3回の音声アップロード |
| Pro | $10 | 8,000分 | ○ | 音声検索、カスタム語彙、CRM連携 |
| Business | $19 | 無制限 | ○ | チーム管理、ユーザー管理、API、SSO |
| Enterprise | 要問い合わせ | 無制限 | ○ | カスタム契約、専用サポート、SCIM |
各プランの対象者
- Free: 個人利用や小規模チーム(月13時間程度の会議)
- Pro: 中小企業のマーケティング・営業チーム(月133時間程度の会議)
- Business: 組織全体での導入を検討する企業
- Enterprise: セキュリティ要件の厳しい大企業
無料プランでは月800分(約13時間)の制限があり、音声ファイルのアップロードは月3回まで。年払いを選択すると2ヶ月分割引が適用されます。
推奨: まずは無料プランで音声認識精度と使い勝手を確認し、録音時間が不足する場合はProプランへのアップグレードがおすすめです。
具体的な使い方・操作手順
**Fireflies.aiを実際に利用開始するまでの詳細な手順を解説します。**この手順に従えば、15分程度で最初の会議録音・文字起こしまで完了できます。
1. アカウント作成とプロファイル設定
まずFireflies.ai公式サイトにアクセスし、右上の「Sign up」をクリックします。GoogleアカウントまたはEmailアドレスでの登録が可能です。
登録完了後、プロファイル設定画面で組織名・業界・チームサイズを入力します。ここで設定した情報により、業界特有の専門用語辞書が適用され、文字起こし精度が向上します。
Tip: 業界選択では最も近い業界を選ぶことで、専門用語の認識率が向上します。IT業界なら「Technology」、製造業なら「Manufacturing」を選択しましょう。
2. 会議プラットフォームとの連携設定
左サイドバーの「Integrations」→「Meeting Platforms」を選択し、使用している会議ツールとの連携を設定します。Zoomとの連携の場合、「Connect Zoom」をクリックしてZoomアカウントでの認証を完了させます。
Google CalendarやOutlook Calendarとも連携設定することで、カレンダー上の会議予定に自動的にFireflies(Fred)が参加者として追加されます。
重要: 連携設定時に「録音の許可」設定を確認してください。組織によっては管理者の承認が必要な場合があります。
3. 自動録音設定の調整
「Settings」→「Auto Recording」から、録音を自動実行する条件を設定します。「All meetings」(全会議)、「Specific meetings only」(特定会議のみ)、「Manual only」(手動のみ)から選択可能です。
4. 初回テスト会議の実施
設定完了後、Zoomで短時間のテスト会議を開催し、Firefliess の動作確認を行います。会議開始から1-2分後にFredが参加者として自動参加することを確認してください。
5. 議事録の確認と編集
会議終了後、「Conversations」タブで録音データと自動生成された議事録を確認します。**「Transcript」で全文文字起こし、「Summary」でAI要約、「Action Items」**で決定事項を分割表示できます。
活用事例・ユーザーの声
G2のFireflies.aiレビュー(2026年4月時点)では、736件のレビューが投稿されており、総合評価は4.7/5.0です。
活用シーン1:主な利用パターン(G2レビュー傾向より)
G2のFireflies.aiレビューでは、Zoom/Meet/Teams横断の自動文字起こしが高く評価されています。 また、CRMやSlackとの連携も頻繁に言及されています。
活用シーン2:導入効果(G2レビュー傾向より)
G2のFireflies.aiレビューでは、検索可能な会議アーカイブによる業務効率化が報告されています。
活用シーン3:導入時の注意点(G2レビュー傾向より)
G2のPros & Consでは、**文字起こしの精度(特に日本語)**が改善要望として挙げられています。 また、無料プランの制限も指摘されています。
G2ユーザー評価: 4.7/5.0(736件のレビュー、2026年4月時点)
高評価ポイント: Zoom/Meet/Teams横断の自動文字起こし 改善要望: 文字起こしの精度(特に日本語)
— G2レビューページで実際のユーザーの声をご確認いただけます
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 高精度音声認識: 英語90%以上、日本語80%以上の認識精度で手動修正の手間を最小化
- ✓ 豊富な連携オプション: 40以上の外部ツールとのAPI連携で既存ワークフローに自然に組み込める(オープンAPIによりベンダーロックインを回避可能)
- ✓ リアルタイム処理: WebRTCベースの低遅延音声処理により会議中の内容確認が可能
- ✓ 検索機能の強力さ: Elasticsearch相当の全文検索で過去データを秒単位で抽出
- ✓ 無料プランの充実: 月800分まで無料で利用でき、小規模チームなら十分な容量
デメリット
- ✗ 日本語UI未対応: 操作画面が英語のため、英語が苦手なユーザーには導入障壁がある
- ✗ プライバシー懸念: クラウドでの音声データ処理のため、機密性の高い会議では利用を避ける必要(オンプレミス版が存在しない技術制約)
- ✗ ネットワーク依存: リアルタイム音声処理のため安定した回線が必須で、帯域幅不足時は品質低下
- ✗ 話者識別の限界: 音声分離アルゴリズムの制約で10名以上の大規模会議では精度低下
- ✗ 専門用語の学習期間: カスタム辞書機能はあるが、初期設定後数回の利用で精度向上が必要
競合ツールとの簡易比較
結論:外部連携重視ならFireflies.ai、リアルタイム編集重視ならOtter.ai、最高精度重視ならRev.com
| ツール | 月額料金 | 日本語精度 | 会議連携 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Fireflies.ai | $0-19 | 80% | Zoom/Teams/Meet | 豊富な外部連携、高精度検索 |
| Otter.ai | $0-20 | 75% | Zoom/Teams | リアルタイム共同編集、ノート機能 |
| Rev.com | $22 | 85% | 手動アップロード | 人力校正オプション、最高精度 |
プロダクト設計の観点では、Fireflies.aiは拡張性とAPI連携に優れ、Otter.aiはリアルタイム協働機能、Rev.comは精度最優先の異なるアーキテクチャを採用している。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語の音声認識精度はどの程度ですか?
A. 日本語の文字起こし精度は実用レベルです。英語(高精度)と比較すると劣りますが、固有名詞辞書の事前登録により精度向上が期待できます。関西弁や方言は認識率が下がる傾向があります。
Q. 無料プランの制限事項を詳しく教えてください
A. 無料プランでは月800分(約13時間)の録音制限、音声ファイルアップロード月3回まで、ストレージ容量800分までの制限があります。また、CRM連携やAPIアクセスは有料プラン限定です。
Q. 録音データのセキュリティはどうなっていますか?
A. 音声データはAWS上で暗号化保存され、SOC2 Type2認証を取得しています。GDPR準拠で、ユーザーはいつでもデータ削除が可能です。ただし、機密性の高い会議では使用を避けることをおすすめします。
Q. 解約時のデータ取り扱いはどうなりますか?
A. 解約後30日間はデータが保持され、その間にエクスポートが可能です。30日経過後は完全削除されます。返金は原則として対応していませんが、月額プランで7日以内かつ3会議以下、年額プランで7日以内かつ20会議以下の場合に限り全額返金の対象となります。月額プランのみ日割り返金(プロレータ返金)に対応しており、年額プランは7日超過後の返金は不可です。返金処理には5〜10営業日かかります。
Q. 他の議事録ツールからのデータ移行は可能ですか?
A. CSVファイルでの議事録データインポートが可能です。Otter.ai、Zoom、Google Meetの録音ファイルも直接アップロードして文字起こしできます。移行サポートは Business プラン以上で提供されます。
Q. チーム全体での導入にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 基本設定は1人当たり15分程度、チーム全体の運用ルール策定を含めても1週間以内で導入完了できます。公式導入ガイドに沿って進めることで、スムーズな展開が可能です。
まとめ:Fireflies.aiは議事録作成を効率化したい中小企業におすすめ
- 高精度なAI音声認識(英語90%、日本語80%)で手動作業を大幅削減
- 月$10からの手頃な価格で豊富な外部ツール連携が利用可能
- Zoom・Teams等との深い連携により、設定後は完全自動で議事録生成
参考・情報ソース
この記事の情報は2026年5月時点のものです。最新の料金プランや機能については、各サービスの公式サイトをご確認ください。
まずは無料で体験
Fireflies.ai を無料で試してみる
無料プランあり・3分で登録完了