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GoodAccessは、中小企業向けのクラウド型ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューションです。一方、NordVPN Teamsは、個人向けVPNで有名なNordVPNが提供するビジネス向けセキュリティプラットフォームです。
この記事では以下の内容を詳しく解説します:
- 両サービスの機能・特徴の違い
- 料金プランと導入コストの比較
- 企業規模別の選び方とおすすめポイント
GoodAccessとは?
GoodAccessは、中小企業向けのクラウドベースゼロトラストネットワークアクセスソリューションです。スロバキアのブラチスラバで2018年に設立され、現在世界50カ国以上で利用されています。
従来のVPNとは異なり、すべてのアクセス要求を検証・認証してからリソースへのアクセスを許可するゼロトラストアプローチを採用している点が最大の差別化ポイントです。
主な特徴:
- クラウドファーストなアーキテクチャで簡単導入
- きめ細かなアクセス制御とアプリケーション単位の権限管理
- 多要素認証(MFA)の標準搭載
- リアルタイムの脅威検知と自動対応
- 直感的な日本語対応管理画面
NordVPN Teamsとは?
NordVPN Teamsは、個人向けVPNサービス大手のNordVPNが提供するビジネス向けセキュリティプラットフォームです。パナマに本社を置くNordSecurityが運営し、全世界で1400万人以上のユーザーベースを持つ信頼性が強みです。
個人向けVPNの技術とノウハウを活かした高速なネットワーク接続と、エンタープライズレベルのセキュリティ機能を融合させた点が最大の差別化ポイントです。
主な特徴:
- 59カ国5400台以上のサーバーインフラ
- 軍事レベルのAES-256暗号化
- 統合型エンドポイント保護(EDR)機能
- クラウドストレージの暗号化
- 24時間365日の多言語サポート
主要機能の詳細解説
ネットワークアクセス制御
GoodAccessのZTNA(Zero Trust Network Access)
GoodAccessは、従来のVPNのような「ネットワーク全体への接続」ではなく、特定のアプリケーションやリソースへの最小権限アクセスを提供します。例えば、営業担当者がCRMシステムにだけアクセスし、人事システムには一切触れられないよう設定可能です。
NordVPN TeamsのサイトツーサイトVPN
一方、NordVPN Teamsは高速なVPN接続を軸に、オフィス拠点間の安全な通信や、リモートワーカーの本社システムアクセスを実現します。全世界59カ国のサーバーから最適なルートを自動選択し、遅延を最小限に抑えます。
認証・アクセス管理
GoodAccessの統合ID管理
Active Directory、Google Workspace、Oktaなど主要なIDプロバイダーとのSSOログイン連携により、パスワード管理の負担を軽減します。さらに、条件付きアクセスにより「特定のデバイスから、特定の時間帯に、特定のIPアドレスからのみ」といったきめ細かな制御が可能です。
NordVPN Teamsの多層認証
時間制限付きのワンタイムパスワード(TOTP)、SMSやEmail認証、さらにはハードウェアキーにも対応した多要素認証を提供。管理者は従業員ごとに異なる認証レベルを設定できます。
ポイント: GoodAccessは「アプリ単位」、NordVPN Teamsは「ユーザー単位」でのアクセス制御が得意分野です。
脅威検知・対応
GoodAccessのリアルタイム監視
異常なアクセスパターンやマルウェア通信を機械学習で検知し、自動的にアクセスをブロックします。例えば、普段東京からアクセスしている従業員が突然海外からログインした場合、管理者への通知と同時に一時的なアクセス停止を実行します。
NordVPN TeamsのThreat Protection
DNS レベルでの悪意のあるサイトブロック、フィッシング攻撃の防止、マルウェアダウンロードの阻止を行います。さらに、エンドポイント保護機能により、デバイス自体のセキュリティも強化できます。
管理・運用機能
GoodAccessの一元管理ダッシュボード
直感的なWeb管理画面から、全ユーザーのアクセス状況、使用帯域、セキュリティイベントをリアルタイムで監視できます。CSV形式でのレポート出力により、コンプライアンス監査にも対応します。
NordVPN Teamsの詳細ログ分析
接続履歴、データ使用量、セキュリティインシデントの詳細ログを最大1年間保存。SIEM(Security Information and Event Management)システムとの連携により、既存のセキュリティ運用に組み込み可能です。
料金プラン
GoodAccess 料金体系
| プラン | 月額料金 | 年間料金 | 主要機能 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| Starter | $4/ユーザー | $40/ユーザー | 基本的なZTNA、MFA | 10名以下のスタートアップ |
| Business | $8/ユーザー | $80/ユーザー | 高度なアクセス制御、SIEM連携 | 50名以下の成長企業 |
| Enterprise | 要相談 | 要相談 | カスタム機能、専任サポート | 100名以上の大企業 |
NordVPN Teams 料金体系
| プラン | 月額料金 | 年間料金 | 主要機能 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| Teams | $7/ユーザー | $59/ユーザー | VPN、DNS保護、管理機能 | 30名以下のチーム |
| Business | $9/ユーザー | $79/ユーザー | EDR、クラウド暗号化追加 | 100名以下の企業 |
| Enterprise | 要相談 | 要相談 | カスタムセキュリティ、SLA保証 | 大規模組織 |
無料トライアル制限:
- GoodAccess:14日間フル機能、3ユーザーまで
- NordVPN Teams:30日間返金保証、最低3ライセンス必要
年間契約では両サービスとも約15-20%の割引が適用されます。
おすすめ: 初回導入なら、まずはGoodAccessのBusinessプランまたはNordVPN TeamsのTeamsプランから始めるのが最適です。
具体的な使い方・操作手順
ここでは、GoodAccessを例に具体的な導入・設定手順を説明します。
1. アカウント開設とチーム設定
目的: 管理者アカウントの作成と基本的な組織設定を行います。
GoodAccess公式サイトから「Start Free Trial」をクリックし、会社メールアドレスでアカウントを作成します。ログイン後、左サイドバーの「Settings」→「Organization」で会社名、所在地、タイムゾーンを設定してください。
設定のコツ: タイムゾーンは正確に設定しましょう。アクセスログの時刻表示やアクセス制御の時間条件に影響します。
2. ユーザーとグループの作成
目的: 従業員のアカウント作成と権限グループの設定を行います。
「Users & Groups」→「Create User」から従業員のメールアドレス、氏名、所属部署を入力します。同時に「Groups」タブで「営業部」「開発部」「管理部」などの部署別グループを作成し、各ユーザーを適切なグループに割り当てます。
ヒント: 部署単位でのグループ分けにより、後のアクセス権限設定が大幅に簡略化されます。
3. アプリケーションとリソースの登録
目的: 保護対象となる社内システムやクラウドアプリケーションを登録します。
「Applications」→「Add Application」で、CRMシステム(例:Salesforce)、ファイルサーバー、社内Webシステムなどのアクセス先を登録します。各アプリケーションには固有の内部URL(例:crm.company.internal)を割り当て、実際のサーバーIPアドレスとポート番号を設定してください。
注意点: HTTPSでない社内システムも、GoodAccessを経由することでSSL暗号化されます。
4. アクセスポリシーの設定
目的: どのユーザーグループが、どのアプリケーションにアクセスできるかを定義します。
「Policies」→「Create Policy」で、例えば「営業部のメンバーは、営業時間内(9-18時)にCRMシステムと顧客管理ツールにアクセス可能」といったルールを作成します。条件として、ユーザーグループ、時間帯、接続元IPアドレス、デバイスの種類を組み合わせられます。
ベストプラクティス: 最初は緩めの設定で運用を開始し、徐々に制限を厳しくしていくのが現実的です。
5. クライアントアプリの配布とインストール
目的: 従業員のPC・モバイルデバイスにGoodAccessクライアントをインストールします。
「Downloads」ページから、Windows、macOS、iOS、Android用のクライアントアプリをダウンロードします。管理者は各従業員に専用のインストールリンクとアクティベーションコードをメールで送信できます。従業員がアプリをインストール後、会社メールアドレスとパスワードでログインすれば設定完了です。
運用のコツ: 初回ログイン時に多要素認証の設定を促し、セキュリティレベルを向上させましょう。
6. 接続テストと動作確認
目的: 実際のアプリケーションアクセスが正常に動作するかテストします。
各部署の代表者に、クライアントアプリ経由で担当システムへのアクセステストを依頼します。管理画面の「Activity」→「Live Activity」でリアルタイムの接続状況を監視し、エラーが発生した場合はポリシー設定やネットワーク設定を見直してください。
重要: 本格運用前に、全社的な接続テスト日を設けることで、トラブルシューティングが効率化されます。
7. 監視とレポートの設定
目的: 継続的なセキュリティ監視とコンプライアンス対応のための仕組みを構築します。
「Reports」→「Scheduled Reports」で、週次・月次のアクセスレポートを自動生成するよう設定します。異常なアクセスパターンを検知した際の管理者への通知設定も、「Settings」→「Notifications」から行えます。SIEM連携が必要な場合は、APIキーを発行してログデータの外部出力を設定してください。
活用事例・ユーザーの声
事例1:IT企業のシステム管理者
従来のVPNでは全社ネットワークへの接続となり、不要なシステムにもアクセス可能な状況でした。GoodAccess導入により、開発者は開発環境のみ、営業は営業ツールのみにアクセス制限することで、セキュリティインシデントのリスクが大幅に低減されました。設定・運用時間も週15時間から5時間に短縮され、より戦略的なIT業務に集中できるようになりました。
「ゼロトラストアプローチで、本当に必要な権限だけを付与できるのが素晴らしい。管理画面も直感的で、ITに詳しくない管理職でも運用状況を把握できます。」 — G2レビューより(IT業界・システム管理者)
事例2:製造業の人事部長
リモートワーク導入時、従業員の人事情報への安全なアクセスが課題でした。NordVPN Teams導入により、人事システムへのアクセスを多要素認証必須とし、さらに特定の管理職のみが機密情報にアクセスできるよう設定しました。結果として、人事データの不正アクセスゼロを1年間継続し、監査でも高評価を獲得しています。
「軍事レベルの暗号化と詳細なアクセスログにより、コンプライアンス要件を満たしながら柔軟な働き方を実現できました。24時間サポートも心強いです。」 — Capterraより(製造業・人事部長)
事例3:スタートアップのCTO
限られたIT予算とリソースで、急成長する組織のセキュリティ基盤を構築する必要がありました。GoodAccessの導入により、専任のセキュリティエンジニアを雇うことなく、エンタープライズレベルのアクセス制御を実現。従業員数が20名から80名に増えても、追加の運用負荷なくセキュリティを維持できています。
「スタートアップにとって、初期費用が抑えられ、かつスケーラブルなソリューションは非常に重要。GoodAccessなら成長に合わせて機能拡張できます。」 — TrustRadiusより(テック業界・CTO)
メリット・デメリット
GoodAccess
メリット
- ✓ ゼロトラストアーキテクチャ: アプリケーション単位の最小権限アクセスで高セキュリティ
- ✓ シンプルな管理画面: IT専門知識がなくても直感的に運用可能
- ✓ 豊富なID連携: Google Workspace、Microsoft 365、Oktaなど主要サービスとの統合
- ✓ コストパフォーマンス: 月額$4/ユーザーから利用可能な手軽さ
- ✓ 日本語サポート: 管理画面とドキュメントの日本語対応
デメリット
- ✗ サーバー拠点数: NordVPNと比較してサーバー拠点が限定的(対策:主要地域はカバー済み)
- ✗ 大企業向け機能: 1000名超の組織では機能制限がある場合がある
- ✗ ネットワーク速度: 高度な検査により、従来VPNより若干の速度低下
- ✗ 学習コスト: ゼロトラスト概念の理解が運用には必要
- ✗ オンプレミス連携: 古いレガシーシステムとの連携に制限
NordVPN Teams
メリット
- ✓ グローバルインフラ: 59カ国5400台のサーバーで世界中どこでも高速接続
- ✓ 実績と信頼性: 1400万人のユーザーベースによる実証済みの安定性
- ✓ 包括的セキュリティ: VPN + EDR + クラウド暗号化の統合ソリューション
- ✓ 24時間サポート: 多言語対応の充実したカスタマーサポート
- ✓ エンタープライズ対応: 大規模組織向けのカスタマイゼーション
デメリット
- ✗ 従来型VPNベース: ゼロトラストに比べて細かなアクセス制御が難しい
- ✗ 最低契約数: 3ライセンス以上の契約が必要で小規模チームには不向き
- ✗ 料金体系: 高機能だが中小企業には予算負担が大きい場合がある
- ✗ 設定の複雑さ: 高度なセキュリティ設定には専門知識が必要
- ✗ 日本語化: 管理画面の一部が英語のままで運用にハードル
競合ツールとの簡易比較
| 項目 | GoodAccess | NordVPN Teams | Perimeter 81 | Zscaler |
|---|---|---|---|---|
| アーキテクチャ | ゼロトラスト | VPN+セキュリティ | ゼロトラスト | SASE |
| 料金(月額) | $4-8/ユーザー | $7-9/ユーザー | $8-16/ユーザー | $240/年~ |
| 最小契約数 | 1ユーザー | 3ユーザー | 1ユーザー | 25ユーザー |
| 日本語対応 | ○ | △ | △ | ○ |
| 導入の容易さ | 高 | 中 | 中 | 低 |
使い分けガイド:
- 10名以下のスタートアップ: GoodAccess Starter
- グローバル展開企業: NordVPN Teams Business
- 高度なカスタマイズが必要: Perimeter 81 Premium
- 大企業・金融機関: Zscaler Enterprise
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語に対応していますか?
A. GoodAccessは管理画面とクライアントアプリが完全日本語対応済みです。NordVPN Teamsは管理画面の一部が英語ですが、主要機能は日本語で利用できます。サポートはいずれも日本語メール対応があります。
Q. 無料プランはありますか?
A. 両サービスとも無料プランはありませんが、GoodAccessは14日間の無料トライアル、NordVPN Teamsは30日間の返金保証があります。GoodAccessは3ユーザーまで、NordVPN Teamsは最低3ライセンスでのトライアルとなります。
Q. 解約方法と返金ポリシーは?
A. GoodAccessは管理画面から即座に解約可能で、月契約なら翌月から課金停止されます。NordVPN Teamsは30日間の返金保証があり、カスタマーサポートへの連絡で解約手続きができます。年間契約の場合は比例計算での返金対応となります。
Q. セキュリティとデータ保護はどうなっていますか?
A. 両サービスともSOC2 Type II認証を取得し、AES-256暗号化を使用しています。GoodAccessはEU GDPR完全準拠、NordVPN Teamsはノーログポリシーによりユーザーデータを保存しません。接続ログは法的要請に応じて最短期間のみ保持されます。
Q. 他のツールとの連携は可能ですか?
A. GoodAccessはGoogle Workspace、Microsoft 365、Slack、Salesforceなど200以上のアプリケーションと連携可能です。NordVPN TeamsはSIEMツール、MDMソリューション、主要なクラウドサービスとAPI連携ができます。Active Directory連携は両サービスとも標準対応しています。
Q. 導入にはどれくらいの時間がかかりますか?
A. 基本設定なら両サービスとも数時間で完了します。GoodAccessは管理者1名で10ユーザー程度なら半日、NordVPN Teamsは既存インフラとの統合を含めて1-2日が目安です。大規模導入の場合は、専任サポートによる1-2週間の導入支援があります。
まとめ:ゼロトラストVPN比較での選び方
- GoodAccess:中小企業向けで、ゼロトラストベースの細かなアクセス制御を重視する方におすすめ
- NordVPN Teams:グローバル展開企業で、高速通信と包括的セキュリティを求める方に最適
- コスト重視:月額$4からのGoodAccess、信頼性重視:実績豊富なNordVPN Teams
どちらも無料トライアルが用意されているため、実際の業務環境での検証をおすすめします。
参考・情報ソース
この記事の情報は2026年3月時点のものです。最新の料金プランや機能については、各サービスの公式サイトをご確認ください。
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