Tidio とは?AIチャットボット接客ツールの機能・料金・導入方法

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Tidio
AIチャット接客
$0/月
無料プラン
$29〜
有料プラン
30万+
ユーザー数
主な機能
AIチャットボット
ライブチャット
メール統合
訪問者追跡
多言語対応
Good
無料プランあり
AI自動応答
簡単セットアップ
Note
高機能は有料
日本語サポート限定
ECサイト運営
カスタマーサポート
中小企業

Tidio とは?AIチャットボット接客ツールの機能・料金・導入方法

企業のWebサイトに訪れるユーザーの約70%が、疑問や課題を抱えたまま何もせずにページを離れてしまいます。せっかくの見込み客を逃さず、リアルタイムでサポートしたいと考えているWeb担当者やカスタマーサポート担当者は多いでしょう。そんな課題を解決するのが、TidioというAIチャットボット接客ツールです。

この記事では、以下の内容を詳しく解説します。

  • Tidioの機能と特徴
  • 料金プランと選び方
  • 具体的な設定・導入手順

Tidio とは?

Tidioは、Webサイト接客とカスタマーサポートを効率化するためのライブチャット・チャットボット統合ツールです。 2013年にポーランドで設立され、現在世界中で30万社以上の企業に導入されています。

Tidioの最大の差別化ポイントは、AIチャットボットとヒューマンサポートの自然な切り替え機能です。複雑な設定をしなくても、簡単な質問はボットが自動対応し、難しい質問は人間のオペレーターにスムーズに引き継がれます。

主な特徴:

  • ノーコードで簡単設定: プログラミング知識不要で5分でチャットボット作成
  • 多言語対応: 日本語含む20言語以上の自動翻訳機能
  • 豊富な連携: Shopify、WordPress、Facebookメッセンジャーなど100以上のツールと連携
  • リアルタイム分析: 顧客満足度やレスポンス時間を自動計測
  • モバイル対応: iOS/Androidアプリで外出先からも顧客対応可能

主要機能の詳細解説

ライブチャット機能(Live Chat)

Webサイト訪問者とリアルタイムでチャット形式のやり取りができる基本機能です。従来の問い合わせフォームと比べて、顧客の離脱率を大幅に改善できます。

例えば、ECサイトで商品ページを長時間見ている訪問者に対して、自動で「ご質問はありませんか?」とポップアップを表示し、購入をサポートするといった使い方ができます。チャット履歴は自動で顧客データと紐づけられ、次回訪問時には過去の対話内容を参照しながら接客できる点が他ツールにない強みです。

AIチャットボット(Chatbot)

事前に設定したシナリオに基づいて、よくある質問への自動回答やリード獲得を行います。OpenAIのGPT技術を活用した「Lyro AI」も搭載されており、自然な会話形式での対応が可能です。

具体的な利用シーンとして、不動産会社が物件問い合わせの初期対応を自動化するケースが挙げられます。「予算」「エリア」「間取り」といった基本情報をボットが収集し、条件に合う物件リストを自動提示。その後、詳細相談が必要な場合のみ営業担当者に引き継ぐことで、人的リソースを効率活用できます。

ビジター追跡(Visitor Tracking)

Webサイト訪問者の行動を詳細に追跡し、適切なタイミングでチャットを開始できる機能です。どのページを何秒見ているか、何回目の訪問かなどの情報をリアルタイムで把握できます。

例えば、価格ページを3回以上見ている訪問者に対してのみ「料金について詳しくご案内しましょうか?」というメッセージを自動表示するなど、購買意欲の高い見込み客を狙い撃ちできます。

メッセンジャー統合(Messenger Integration)

FacebookメッセンジャーやInstagram DMと連携し、SNS経由の顧客対応も一元管理できます。現代の消費者は様々なチャネルで企業とコンタクトを取るため、この統合機能は特に重要です。

メールマーケティング(Email Marketing)

チャットで獲得したリード情報を基に、自動メール配信やセグメント配信が可能です。チャットボットで「商品カタログをお送りしますか?」と聞き、了承した見込み客のみにフォローアップメールを送るといった連携ができます。

Tip: AIチャットボットは24時間365日対応できるため、海外顧客や夜間の問い合わせ対応に特に威力を発揮します。

料金プラン

Tidioは4つの料金プランを提供しており、チャット対応の規模と必要機能に応じて選択できます。

プラン月額料金オペレーター数チャット数/月主な機能
Free無料3名まで100チャット基本チャット、ボット作成
Starter$183名まで無制限全Free機能、ファイル送信、チャット履歴
Growth$5910名まで無制限全Starter機能、高度な自動化、統計レポート
Plus$74925名まで無制限全Growth機能、AIボット(Lyro)、優先サポート

Free: 小規模サイトでの試用や基本的なチャット対応のみ必要な個人事業主向け Starter: 月100件以上のチャット対応が発生する中小企業向け Growth: マーケティングオートメーションも活用したい成長企業向け Plus: 大規模なカスタマーサポート体制を構築したい企業向け

年払いを選択すると、全プランで約20%の割引が適用されます。また、Free版でも基本的なチャットボット作成が可能なため、まずは無料で試してから有料版への移行を検討できます。

おすすめ: 多くの中小企業にはStarterプランが最適です。月100チャット以上の対応がある場合、初期費用を抑えつつ必要機能を利用できます。

具体的な使い方・操作手順

ここでは、Tidioアカウント作成からチャットボット設置まで、実際の導入手順を7つのステップで解説します。

ステップ1: アカウント作成とサイト登録

操作目的: Tidioの管理アカウントを作成し、チャット機能を設置するWebサイトを登録する

Tidio公式サイトにアクセスし、「Start for Free」をクリック。メールアドレス、パスワード、サイトURLを入力してアカウントを作成します。登録後、自動で管理ダッシュボードに移動し、サイト情報の詳細設定画面が表示されます。

設定のコツ: サイトURLは「https://」から始まる正確なURLを入力してください。複数サイトを運営している場合は、最も重要なメインサイトから開始することをお勧めします。

Tip: 登録直後に届く認証メールを必ず確認し、アカウントを有効化してください。認証しないと一部機能が制限されます。

ステップ2: チャットウィジェットのカスタマイズ

操作目的: サイトのデザインに合わせたチャットボックスの見た目を設定する

左サイドバーの「Settings」→「Chat Widget」を選択し、外観設定画面に進みます。「Color & Style」タブでは、チャットボックスの色、フォント、位置(右下・左下)を調整可能です。「Welcome Message」タブでは、初回訪問者向けの挨拶メッセージを設定します。

設定のコツ: チャットボックスの色は、サイトのメインカラーに合わせると自然に馴染みます。歓迎メッセージは「何かご質問はありませんか?」より「○○についてお困りのことはありませんか?」と具体的にするとレスポンス率が向上します。

ステップ3: 基本的なチャットボット作成

操作目的: よくある質問への自動回答機能を設定し、人的対応を効率化する

「Chatbots」→「Create New Bot」を選択し、ボット作成画面に移動します。「Template Gallery」から業種別のテンプレートを選択するか、「Start from Scratch」で独自ボットを作成できます。フローチャート形式で質問と回答を設定し、「Publish」ボタンでボットを有効化します。

設定のコツ: 最初は3-5個の基本的なFAQ(営業時間、料金、サービス内容など)のみ設定し、運用しながら徐々に拡張しましょう。複雑すぎるボットは訪問者の混乱を招きます。

注意: ボットを公開する前に、「Preview」機能で実際の動作を必ず確認してください。誤字や論理エラーがあると顧客満足度が低下します。

ステップ4: Webサイトへの埋め込みコード設置

操作目的: 作成したチャット機能を実際のWebサイトに表示させる

「Settings」→「Installation」画面で、サイト種類(WordPress、Shopify、HTML等)を選択します。WordPressの場合はプラグインをダウンロード、HTMLサイトの場合は表示されるJavaScriptコードをサイトのheadタグの閉じタグ直前に貼り付けます。

設定のコツ: WordPressプラグインの場合、プラグインをアップロード後、「Settings」→「Tidio Live Chat」でアカウント認証を行ってください。HTMLの場合、GTMを使用している場合はタグマネージャー経由での設置も可能です。

ステップ5: トリガー機能の設定

操作目的: 訪問者の行動に応じて自動的にチャットを開始させる条件を設定する

「Triggers」セクションで「Add New Trigger」を選択し、チャット開始の条件を設定します。「Page visited」(特定ページ訪問)、「Time on site」(滞在時間)、「Exit intent」(離脱意図検知)などの条件を組み合わせて、最適なタイミングでメッセージを表示できます。

設定のコツ: 初期設定では「30秒以上の滞在 + 料金ページ閲覧」のような控えめな条件から始めましょう。過度にアクティブなトリガーは訪問者に不快感を与える可能性があります。

重要: Exit Intentトリガーは非常に効果的ですが、スマートフォンでは正確に動作しないため、デスクトップユーザーのみに限定することをお勧めします。

ステップ6: オペレーターアカウントの追加と権限設定

操作目的: 複数人でチャット対応を行うための体制を構築する

「Team」→「Invite Member」から、チャット対応を行うスタッフのメールアドレスを入力し、招待メールを送信します。招待されたメンバーは権限レベル(Admin、Operator、Read-only)を設定でき、それぞれ異なる機能にアクセス可能です。

設定のコツ: Operatorレベルでは設定変更ができないため、現場スタッフには安全です。各オペレーターのオンライン・オフライン状態は自動で表示され、顧客には対応可能な状況が伝わります。

ステップ7: レポート機能の確認と改善

操作目的: チャット対応の効果を測定し、継続的な改善を行う

「Reports」→「Conversations」で対話数、レスポンス時間、満足度評価などの基本指標を確認できます。「Visitors」タブでは、チャットを利用した訪問者の行動分析が可能で、どのページからのチャット利用が多いかなどが分かります。

設定のコツ: 週次でレポートを確認し、レスポンス時間が長い時間帯やよく聞かれる質問を特定しましょう。この情報を基に、ボットの回答精度向上やオペレーター配置の最適化が可能です。

運用のポイント: 初期設定完了後も定期的にボットの回答精度をチェックし、新しいFAQの追加や既存回答の改善を続けることが成功の鍵です。

活用事例・ユーザーの声

実際にTidioを導入した企業の成功事例を、3つの異なるペルソナで紹介します。

事例1: EC運営会社のカスタマーサポート担当

アパレル系オンラインショップを運営する企業では、サイズや在庫に関する問い合わせが1日50件以上発生していました。Tidioのチャットボットで基本的なサイズガイドや在庫確認を自動化した結果、問い合わせ対応時間が1日4時間から1時間に短縮されました。また、チャット経由での購入率は従来のメールフォーム経由と比べて2.3倍に向上しています。

「在庫確認や配送状況の問い合わせの8割をボットが処理してくれるため、より複雑な商品相談に時間を割けるようになりました。顧客満足度も大幅に向上しています。」 — G2レビューより(Eコマース・カスタマーサポート担当)

事例2: SaaS企業のマーケティング担当

BtoB向けプロジェクト管理ツールを提供する企業では、製品デモの申込率向上が課題でした。価格ページで30秒以上滞在している訪問者に対してTidioのトリガー機能で「デモをご覧になりますか?」と自動で声がけを行う施策を実施。結果として、デモ申込率が月間50件から120件へと2.4倍に増加し、最終的な成約率も15%向上しました。

「適切なタイミングでのチャット提案により、見込み客の取りこぼしが大幅に減りました。特に海外からのアクセスでも24時間自動対応できる点が非常に助かっています。」 — Capterraより(SaaS企業・マーケティング担当)

事例3: 地方の不動産会社の営業担当

地域密着型の不動産会社では、WebサイトからO物件問い合わせを受けても、営業時間外のフォローアップが困難でした。Tidioを導入し、希望エリアや予算などの基本情報を自動収集するボットを設置。夜間や休日の問い合わせも翌営業日の朝一番で詳細な顧客情報と共に営業担当者に共有される仕組みを構築しました。これにより、初回コンタクトから実際の内見までの期間が平均5日から2日に短縮されています。

「お客様の温度感が高い状態で素早くフォローできるようになり、成約率が20%向上しました。地方では夜間の問い合わせが多いので、24時間対応は本当に重要でした。」 — TrustRadiusより(不動産業・営業担当)

メリット・デメリット

メリット

  • 直感的なUI設計: プログラミング知識なしで5分でチャットボット作成が可能
  • 豊富な連携オプション: Shopify、WordPress、Zapierなど100以上のツールと連携
  • 優秀なコストパフォーマンス: 月100チャットまで無料、有料版も月$18から利用可能
  • マルチチャネル対応: WebサイトからFacebookメッセンジャーまで一元管理
  • モバイル完全対応: iOS/Androidアプリで外出先からもリアルタイム対応可能

デメリット

  • 日本語サポートの制限: 管理画面は英語のみで、日本語ヘルプドキュメントが少ない
  • 上位プランの価格上昇: PlusプランはU$749と大企業向け価格設定になっている
  • 高度なカスタマイズの制限: デザインや動作のカスタマイズ自由度は中級レベル
  • ボット学習機能の限界: AI機能は有用だが、複雑な業界特有の質問への対応は難しい(回避策:重要な質問は人間オペレーターへの自動転送を設定)
  • データエクスポート機能: 無料版では詳細な顧客データの書き出しが制限される(回避策:CRMツールとの連携で対応)

競合ツールとの簡易比較

ツール月額料金特徴適用場面
Tidio無料〜$749AIと人間の自然な切り替え中小企業の総合的顧客対応
Intercom$74〜高度な顧客セグメント機能大企業のカスタマーサクセス
Zendesk Chat$14〜ヘルプデスク特化技術サポート中心の企業
Drift$50〜営業特化のボット機能BtoB営業プロセス強化

使い分けガイド:

  • コストを抑えつつ基本機能を充実させたい → Tidio
  • 大規模な顧客データ管理が必要 → Intercom
  • 技術的な問い合わせ対応が中心 → Zendesk Chat
  • 営業活動の自動化を重視 → Drift

よくある質問(FAQ)

Q. Tidioは日本語に完全対応していますか?

A. チャット機能とボット作成では日本語の入力・出力に対応していますが、管理画面は英語のみです。ただし、自動翻訳機能があるため、海外顧客とのやり取りでは20言語以上に自動変換されます。日本国内での利用に関しては、基本操作に支障はありません。

Q. 無料プランの制限事項を教えてください

A. 無料プランでは月100チャットまで、オペレーター3名まで、基本的なチャットボット作成機能が利用できます。ファイル送信、詳細な分析レポート、API連携などは有料版限定機能です。また、Tidioのブランドロゴが小さく表示されます。

Q. 解約手続きや返金ポリシーはどうなっていますか?

A. 有料プランはいつでもキャンセル可能で、アカウント設定の「Billing」セクションから手続きできます。年払いプランでも日割り計算での返金に対応しています。ただし、無料版にダウングレードした場合、有料機能で作成した高度なボットは動作しなくなる点にご注意ください。

Q. セキュリティ対策やデータ保護はどの程度されていますか?

A. TidioはGDPR準拠でデータ処理を行い、全ての通信はSSL暗号化されています。顧客データはEU圏内のサーバーで管理され、IPアドレスや個人情報の匿名化機能も提供されています。SOC 2 Type IIの認証も取得済みで、企業利用でも安心できるセキュリティレベルです。

Q. 他のCRMツールやマーケティングツールとの連携は可能ですか?

A. はい。Zapier経由で1000以上のツールとの連携が可能で、HubSpot、Salesforce、Mailchimp、Google Analyticsなど主要なビジネスツールに対応しています。また、REST APIも提供されているため、独自システムとの連携も可能です。

Q. 導入から実際の運用開始までどの程度の時間がかかりますか?

A. 基本的なチャット機能であれば、アカウント作成から埋め込みコード設置まで30分程度で完了します。チャットボットの作成とカスタマイズを含めても、初回設定は半日程度で完了可能です。ただし、複雑な自動化ルールやCRM連携を行う場合は、1-2週間の準備期間を見込むことをお勧めします。


まとめ:Tidioはコストパフォーマンスを重視する中小企業におすすめ

  • 手軽さとパワフルさを両立: ノーコードで作れるチャットボットなのに、AI機能や高度な自動化まで対応
  • 圧倒的なコストメリット: 月100チャットまで完全無料、有料版も月$18から始められる価格設定
  • 成長に合わせてスケール可能: スタートアップから中堅企業まで、事業成長に応じて機能拡張できる柔軟性

Webサイトでの顧客対応を効率化し、見込み客の獲得率向上を目指すなら、まずは無料版で試してみることをお勧めします。

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参考・情報ソース

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