海外LP作成ツール比較|Kartra vs Unbounce vs Systeme.io

海外LP作成ツール比較|Kartra vs Unbounce vs Systeme.ioのアイキャッチ画像

※ 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

はじめに

日本国内のLP作成ツールでは物足りなさを感じていませんか?海外顧客へのアプローチを考えているが、高機能なランディングページ作成ツールがなかなか見つからない。そんな課題を抱えるマーケターやビジネスオーナーにとって、海外製のLP作成ツールは強力な選択肢となります。

特にKartra、Unbounce、Systeme.ioは、それぞれ異なる強みを持つ代表的なツールです。

この記事で分かること:

  • 3つのツールの詳細比較
  • 実際の導入手順と活用方法
  • 業種別の最適な選び方

海外製LP作成ツールの3大巨頭とは?

海外製LP作成ツールは、単なるページビルダーを超えたオールインワンマーケティングプラットフォームとして進化しています。特にKartra(2018年リリース、全世界10万ユーザー)、Unbounce(カナダ発、2009年設立、1.5万社導入)、Systeme.io(フランス発、2017年設立、30万ユーザー)は、それぞれ独自のアプローチでLP制作の概念を変えています。

最大の差別化ポイントは、A/Bテスト機能の充実度と統合性です。日本製ツールと比べて、コンバージョン最適化に特化した機能が標準装備されています。

主な特徴

  • ドラッグアンドドロップエディターによる直感的操作
  • 豊富なテンプレートライブラリ(業種別・目的別)
  • リアルタイムA/Bテスト機能
  • CRM・メールマーケティング機能の統合
  • 高度なアナリティクス・ヒートマップ解析

主要機能の詳細解説

LP作成・編集機能(Landing Page Builder)

各ツールのコアとなるページ作成機能は、ノーコードでプロレベルのデザインを実現します。Kartraは500以上のテンプレート、Unbounceは100以上の業界特化テンプレート、Systeme.ioは200以上のモバイル最適化テンプレートを提供しています。

例えば、SaaS企業が新機能のリリースページを作成する場合、テンプレートを選択後、ブランドカラーやロゴを適用し、CTA(Call To Action)ボタンの文言を変更するだけで、2時間程度で完成度の高いLPが完成します。

Kartraの独自の強みは、ページ内にメンバーシップエリアを組み込める点で、有料コンテンツの販売に最適です。

A/Bテスト・最適化機能(Split Testing)

コンバージョン率向上に欠かせないA/Bテスト機能は、3ツールとも標準装備ですが、アプローチが異なります。Unbounceはスマートトラフィック機能により、AIが自動的に高性能なバリエーションに流入を集中させます。

実際の利用シーンでは、ヘッドライン2パターン、CTAボタン色3パターンの計6バリエーションを同時テストし、2週間で最適解を見つけることができます。Kartraでは最大10バリエーション、Systeme.ioでは5バリエーションまで同時テスト可能です。

Tip: A/Bテストは最低1000ビューを確保してから結果を判断しましょう。少ないサンプル数では統計的有意性が担保されません。

CRM・リード管理機能(Customer Relationship Management)

海外製ツールの大きなアドバンテージは、LP作成とリード管理が一元化されている点です。訪問者がフォームを送信した瞬間から、自動的にリードデータベースに登録され、セグメント分けされます。

Kartraは最も高度なCRM機能を持ち、リードスコアリング、行動トラッキング、購買履歴管理まで対応。Systeme.ioはシンプルなタグベースの管理で、小規模ビジネスに適しています。Unbounceは外部CRM(Salesforce、HubSpot等)との連携に特化しています。

例えば、ウェビナー集客LPでメールアドレスを取得した見込み客に対して、参加前のリマインドメール3通、参加後のフォローアップメール5通を自動配信し、最終的に有料サービスへと導く一連の流れを自動化できます。

メールマーケティング機能(Email Marketing Automation)

LP作成後のフォローアップに欠かせないメールマーケティング機能も、各ツールで特色があります。Kartraはビヘイビアトリガー(特定のページ訪問、動画視聴完了など)による高度な自動化が可能です。

Systeme.ioは月2000通まで無料でメール配信でき、スタートアップには魅力的。Unbounceはメール機能よりも、Mailchimp、ConvertKit等の専門ツールとの連携に注力しています。

アナリティクス・レポート機能(Analytics & Reporting)

データドリブンなマーケティングを支えるレポート機能では、リアルタイムでの詳細分析が可能です。CVR(コンバージョン率)、CPA(顧客獲得コスト)、LTV(生涯価値)を一画面で確認できます。

Unbounceのヒートマップ機能は特に秀逸で、ユーザーのクリック位置、スクロール深度、離脱ポイントを視覚的に把握できます。これにより、「CTAボタンの位置を100px下げることで、CVRが15%向上した」といった具体的な改善点を発見できます。

料金プラン比較

ツール無料プランスタータープランプロフェッショナルエンタープライズ
Kartraなし$99/月 (2,500リード)$199/月 (12,500リード)$429/月 (25,000リード)
Unbounce14日間無料$90/月 (500CV)$135/月 (1,000CV)$225/月 (5,000CV)
Systeme.io$0/月 (2,000連絡先)$27/月 (5,000連絡先)$47/月 (10,000連絡先)$97/月 (無制限)

各プランの対象ユーザー

  • Kartraスタータープラン: デジタル商品販売を始める個人事業主向け
  • Unbounceスタータープラン: 広告運用に特化したい中小企業向け
  • Systeme.io無料プラン: 予算をかけずに本格的なマーケティングを試したい起業家向け

重要な制限事項

  • Kartra: 14日間の返金保証あり、年払いで15%割引
  • Unbounce: 無料期間中もクレジットカード登録必要、コンバージョン数での課金
  • Systeme.io: 完全無料プランでも機能制限なし、メール配信のみ月2,000通制限

おすすめ: 初心者はSysteme.ioの無料プランで基本機能を習得してから、ビジネス規模に応じてKartraまたはUnbounceに移行するのが理想的です。

具体的な使い方・操作手順

実際にKartraを使ったLP作成の手順を、初心者でも迷わないレベルで解説します。

1. アカウント作成とダッシュボード設定

Kartraの公式サイトで「Start Your Free Trial」をクリックし、基本情報を入力します。この段階でビジネスカテゴリを正確に選択することが重要です。選択したカテゴリに応じて、最適化されたテンプレートが表示されるためです。

ログイン後のダッシュボードで、左サイドメニューの「Account Settings」→「Business Details」から、タイムゾーンを「Asia/Tokyo」に、通貨を「JPY」に変更しておきます。

2. 最初のLP作成プロジェクト開始

メインダッシュボードから「Pages」→「Create New Page」を選択。ここでLPの目的を明確化することが成功の鍵です。「Lead Generation」「Product Sales」「Webinar Registration」から選択すると、それぞれに最適化されたテンプレートが表示されます。

Tip: 初回は「Lead Generation」を選択するのがおすすめです。シンプルな構造で操作に慣れることができます。

3. テンプレート選択とカスタマイズ

業界別テンプレートから選択します。重要なのは、デザインではなく構成要素で選ぶことです。ヘッドライン、サブヘッド、CTA、フォームの配置が自社の目的に合致しているかを確認してください。

テンプレートを選択後、ビジュアルエディターが開きます。左パネルの「Elements」から追加要素をドラッグ&ドロップで配置できます。

4. フォーム設定とリード管理連携

フォーム要素をクリックして右パネルで設定を行います。「Form Settings」で収集する項目を定義し、「Integrations」タブで自動返信メールを設定します。

重要な設定項目:

  • Required Fields: 「Email」は必須、「Phone」は任意推奨
  • Thank You Action: フォーム送信後の遷移先(Thank youページまたは別URL)
  • Auto-responder: 即座に送信される確認メール

注意: 個人情報収集に関する法的要件(GDPR、個人情報保護法)への対応チェックボックスも忘れずに設置してください。

5. A/Bテスト設定

ページ編集画面上部の「Split Test」ボタンをクリックし、「Create Variation」で別バージョンを作成します。推奨する最初のテスト要素はヘッドラインとCTAボタンの色です。

テスト設定では「Traffic Split」を50:50に設定し、「Success Metric」を「Form Submissions」(フォーム送信数)に設定します。最低2週間、1000ビュー以上でテスト結果を判断してください。

6. ドメイン設定とSSL証明書

「Settings」→「Domains」から独自ドメインを設定します。CNAMEレコードの設定が必要なため、ドメイン管理会社の管理画面で以下を追加:

Type: CNAME
Name: lp (または任意のサブドメイン)
Value: kartra.com

SSL証明書は自動的に発行されますが、反映まで最大24時間かかる場合があります。

7. 公開前チェックとローンチ

「Preview」ボタンでモバイル・デスクトップ両方の表示を確認します。特にチェックすべき項目:

  • フォーム送信のテスト実行
  • Thanks youページの正常表示
  • 自動返信メールの受信確認
  • Google Analytics連携(GTMタグの埋め込み)

全てのテストが完了したら「Publish」ボタンでライブ公開です。

ローンチ後の重要タスク: 公開から48時間は、1日2回ずつアクセス状況とフォーム送信をチェックしてください。初期不具合の早期発見が重要です。

活用事例・ユーザーの声

事例1:SaaS企業のマーケティング責任者

月間100件のトライアル獲得を目指していたSaaS企業が、従来の制作会社依存から脱却するためKartraを導入。以前は新LPの制作に3週間と30万円のコストがかかっていましたが、現在は社内で2日間、追加費用なしで制作可能になりました。A/Bテスト機能により、CVRが従来の1.2%から3.8%まで向上し、月間トライアル数も目標を大幅に上回る180件を達成しています。

「Kartraのビジュアルエディターは直感的で、マーケティング担当者でもプロ級のLPが作れます。特にA/Bテスト機能は手放せません。3つのヘッドラインパターンを同時テストして、最適解を2週間で見つけられました。」 — G2レビューより(SaaS業界・マーケティング責任者)

事例2:オンライン教育事業の個人起業家

英語学習コースの販売でSysteme.ioの無料プランから開始した個人起業家。初期投資を抑えつつ、月3回のウェビナー開催とメール配信によるナーチャリングを自動化しました。6ヶ月で有料プランに移行し、現在は月商200万円を安定して達成。メール自動化により、顧客対応時間が週20時間から5時間に短縮されたことで、コンテンツ制作に集中できるようになりました。

「完全無料でここまでの機能が使えるとは思いませんでした。LP作成、メール配信、決済システムまで全て統合されているので、複数ツールを使い分ける手間がありません。特にメールエディターの使いやすさは秀逸です。」 — Capterraより(教育業界・個人事業主)

事例3:EC企業のデジタルマーケティング担当

Google広告とFacebook広告の効果を最大化するため、Unbounceで商品別のLP を20パターン制作した中規模EC企業。従来は1つのECサイトに全トラフィックを流していましたが、商品特化型のLPを作成することで、広告のCVRが平均2.1%から4.7%まで向上しました。SmartTraffic機能により、各広告キャンペーンで最適なLPバリエーションに自動振り分けされるため、運用工数を増やすことなく成果を改善できています。

「Unbounceのヒートマップ機能で、ユーザーがページのどこに注目しているかが一目瞭然です。データに基づいてCTAボタンの位置を調整した結果、CVRが1.5倍に向上しました。広告費用対効果が劇的に改善されています。」 — TrustRadiusより(EC業界・マーケティング担当)

メリット・デメリット

メリット

  • オールインワン統合性: LP作成からCRM、メール配信まで一つのプラットフォームで完結し、データの分断がない
  • 高度なA/Bテスト機能: AIによる自動最適化機能で、継続的な改善が可能
  • 豊富なテンプレート: 業界特化型の高品質テンプレートで、デザイン工数を大幅削減
  • リアルタイムアナリティクス: CVR、CPA、ROIを瞬時に把握し、迅速な意思決定をサポート
  • スケーラブルな料金体系: スタートアップから大企業まで、ビジネス規模に応じた柔軟な料金設定

デメリット

  • 日本語UI未対応: 管理画面は英語のみのため、初期学習コストが高い(ただし操作は直感的で慣れれば問題なし)
  • 日本の商慣習との差異: 海外製のため、日本特有の決済方法や法規制への対応が限定的
  • サポート言語: カスタマーサポートは英語のみで、リアルタイムでの日本語サポートは期待できない
  • データセンターの場所: 主にUS・EUのサーバーのため、日本からのアクセス速度が若干劣る場合がある
  • 初期コスト: 無料プランがない(Systeme.io除く)ツールは、トライアル期間終了後の継続コストが発生

競合ツールとの簡易比較

項目KartraUnbounceSysteme.ioClickFunnels
月額料金$99〜$90〜$0〜$127〜
LP作成
A/Bテスト◎(AI機能)
CRM統合
メール配信×
日本語対応××××

使い分けガイド

  • 総合的なマーケティング自動化なら→Kartra
  • 広告運用特化・高度なLPOなら→Unbounce
  • コスト重視・スタートアップなら→Systeme.io
  • ファネル構築メインなら→ClickFunnels

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語に対応していますか?

A. UIは全て英語ですが、LP上のコンテンツは日本語での作成・表示が可能です。フォーム項目、メール配信、顧客管理も日本語で運用できます。管理画面の英語も、マーケティング関連の基本用語が分かれば操作に支障はありません。Chrome翻訳機能を使用することで、設定画面の理解もスムーズです。

Q. 無料プランはありますか?

A. Systeme.ioのみ完全無料プランを提供しており、月2,000通のメール配信、無制限のLP作成、基本的なCRM機能が利用できます。Kartraは14日間の無料トライアル(返金保証付き)、Unbounceは14日間の無料トライアルを提供しています。無料期間中でも全機能にアクセス可能です。

Q. 解約方法や返金ポリシーはどうなっていますか?

A. 全ツール共通で、アカウント設定から「Billing」または「Subscription」セクションでいつでも解約可能です。Kartraは契約から14日以内なら理由を問わず全額返金、Unbounceは日割り返金なし、Systeme.ioは月額プランなら次回請求日前に解約すれば課金停止されます。年間プランの場合は、各社とも中途解約での返金は行っていません。

Q. セキュリティやデータ保護は大丈夫ですか?

A. 全てのツールがSOC2 Type IIコンプライアンス、GDPR準拠、SSL暗号化通信を標準装備しています。データは定期的にバックアップされ、99.9%のアップタイム保証があります。日本の個人情報保護法については、利用者側での適切な同意取得とプライバシーポリシーの掲載が必要です。

Q. 他のツールとの連携はできますか?

A. ZapierまたはIntegromats(Make)を通じて、主要なCRM(Salesforce、HubSpot)、メール配信サービス(Mailchimp、ConvertKit)、決済システム(Stripe、PayPal)、分析ツール(Google Analytics、Facebook Pixel)との連携が可能です。APIも公開されているため、カスタム連携も開発できます。

Q. 導入にはどの程度の時間がかかりますか?

A. 基本的なLP作成とフォーム設定であれば、初心者でも1日(約8時間)で完了します。テンプレートを使用する場合は2〜3時間程度です。CRM設定、メール自動化、A/Bテスト設定まで含めた本格運用開始まで1週間程度を見込んでください。事前にコンテンツ(テキスト・画像)を準備しておくことで、導入期間を短縮できます。

まとめ + CTA


まとめ:海外製LP作成ツールは本格的なマーケティング自動化を目指す方におすすめ

  • 高度な機能統合: LP作成からリード管理、メール配信まで一元化により、効率的な運用が可能
  • コストパフォーマンス: 月額1万円程度で、従来制作会社に依頼していた30万円相当の機能を内製化
  • データドリブンな改善: A/Bテスト機能とリアルタイム分析で、継続的なCVR向上を実現

特に年商1000万円以上を目指すビジネス、海外展開を検討している企業、マーケティング自動化で工数を削減したい経営者に最適です。

Kartra 公式サイトへ


参考・情報ソース

まずは無料で体験

kartra を無料で試してみる

無料プランあり・3分で登録完了

kartra 公式サイトへ(無料) 他の比較ツールも見る