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リモートワークの普及により、画面録画ツールの需要が急激に高まっています。特に説明動画や操作手順の共有において、Loomは多くの企業で注目を集めているツールです。しかし、Loomの料金体系や無料プランの制限について正確に把握している方は意外に少ないのが現状です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します:
- Loom無料プランの録画時間制限と機能
- 有料プランの料金詳細と選び方
- 実際の導入・活用手順と成果事例
Loomとは?
Loomは、画面録画とビデオ共有に特化したクラウドベースのSaaSツールです。 2016年にアメリカで設立され、現在では全世界で1,400万人以上のユーザーに利用されています。
Loomの最大の差別化ポイントは、録画完了と同時に自動でクラウドにアップロードされ、即座に共有可能なリンクが生成されることです。従来の画面録画ツールのように、録画→編集→アップロード→共有という手順を踏む必要がありません。
主な特徴は以下の通りです:
- ワンクリックでの画面録画開始
- 録画と同時進行のクラウドアップロード
- 自動字幕生成(英語対応)
- 視聴者の反応(絵文字・コメント)機能
- 豊富な共有オプション(リンク、埋め込み等)
主要機能の詳細解説
画面録画機能(Screen Recording)
Loomの核となる機能で、画面全体、特定のウィンドウ、またはブラウザタブのいずれかを選択して録画できます。録画中はユーザーのWebカメラ映像も同時に収録され、画面の隅に小さなウィンドウとして表示されます。
例えば、新入社員向けのシステム操作説明では、実際の画面操作を見せながら、担当者の顔も映すことで親近感のある教育コンテンツを作成できます。他のツールと異なり、録画開始から3秒以内にクラウドへのアップロードが開始されるため、長時間の録画でも容量不足を心配する必要がありません。
自動転写・字幕生成(Auto Transcription)
録画された音声は自動的にテキスト化され、検索可能な字幕として生成されます。現在は英語のみ対応していますが、精度は約95%と高水準です。
営業チームがクライアント向けの製品デモを録画する際、後から特定の機能説明部分を検索で素早く見つけることができます。また、聴覚に障害のある方への配慮としても活用されています。
リアルタイム共有・コメント機能
録画完了と同時にユニークなURLが生成され、即座に共有可能になります。視聴者は動画に対して絵文字やコメントでリアクションでき、特定の時間軸にピンポイントでフィードバックを残せます。
例えば、ウェブデザインのレビュー動画では、クライアントが「2分30秒の部分の色合いを変更してほしい」といった具体的な指示を残すことができ、修正作業の効率が大幅に向上します。
視聴分析機能(Analytics)
誰がいつ、どの部分を視聴したかの詳細データを取得できます。視聴完了率、再生回数、視聴者の離脱ポイントなどが可視化されます。
研修担当者は、必須研修動画を社員がしっかり最後まで視聴しているかを確認でき、理解度の低い部分を特定して改善につなげることができます。特に有料プランでは、視聴者ごとの詳細な行動履歴も把握可能です。
チーム管理・権限設定
組織アカウントでは、メンバーの録画権限や共有範囲を細かく制御できます。部門別のワークスペース作成や、外部共有の可否設定も可能です。
大企業では機密情報を含む動画の管理が重要ですが、Loomなら部署ごとに異なるセキュリティレベルを設定し、適切な情報統制を実現できます。
料金プラン
| プラン | 月額料金 | 録画時間制限 | ストレージ | 主要機能 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| Starter | 無料 | 5分/動画 | 25動画まで | 基本録画、リンク共有 | 個人利用者 |
| Business | $8/月 | 無制限 | 無制限 | 字幕生成、分析機能 | 中小企業 |
| Enterprise | $16/月 | 無制限 | 無制限 | 高度な管理機能、SSO | 大企業 |
各プランの年払い割引は25%オフとなり、Businessプランなら月額$6相当になります。
無料のStarterプランの制限事項:
- 1動画あたり最大5分間の録画
- 保存できる動画は25本まで(上限到達時は古い動画を削除)
- 字幕生成機能なし
- 視聴分析の詳細データなし
まずはStarterプラン(無料)で操作感を確認し、5分制限が業務に支障をきたすようになったらBusinessプランへのアップグレードを検討することをおすすめします。 多くのユーザーは2週間程度の試用で自社に適しているか判断できます。
具体的な使い方・操作手順
実際にLoomを導入して最初の動画を作成・共有するまでの手順を詳しく解説します。この手順に従えば、初回利用から10分以内に動画共有まで完了できます。
1. アカウント作成とデスクトップアプリのインストール
Loom公式サイトにアクセスし、「Get Loom for free」ボタンをクリックします。GoogleアカウントまたはメールアドレスでのSign upが可能です。
アカウント作成後、必ずデスクトップアプリをダウンロードしてください。ブラウザ版では録画品質が制限されるため、本格運用にはデスクトップ版が必須です。WindowsとMac両方に対応しており、インストール容量は約50MBと軽量です。
Tips: 企業アカウントで利用する場合は、最初から会社のメールアドレスでSign upすることで、後のチーム招待がスムーズになります。
2. 録画設定の最適化
デスクトップアプリを起動すると、画面右上に小さなLoomアイコンが表示されます。初回は「Settings」で以下の設定を確認してください:
- Recording Quality: 「1080p HD」を選択(無料プランでも利用可能)
- Camera Position: 「Bottom Right」(画面の邪魔にならない位置)
- Microphone: 使用するマイクデバイスを指定
ここで音声レベルのテストを必ず実行してください。 録画後に音声が小さすぎる・大きすぎるトラブルを防げます。
3. 初回録画の実行
Loomアイコンをクリックし、録画範囲を以下から選択します:
- Screen + Camera: 画面録画 + 自分の映像(最も一般的)
- Screen Only: 画面録画のみ
- Camera Only: 自分の映像のみ
「Screen + Camera」を選択した場合、録画範囲(全画面/特定ウィンドウ/ブラウザタブ)を指定できます。初回は「特定ウィンドウ」を選んで、メモ帳など軽いアプリで2-3分のテスト録画を行うことをおすすめします。
注意点: 録画開始前に、デスクトップの機密情報やプライベートなファイルが見えていないか必ず確認してください。特にブラウザのブックマークバーやデスクトップアイコンは意外に見落としがちです。
4. 録画中の操作とコントロール
録画開始すると、画面に小さなコントロールパネルが表示されます。主要な操作は以下の通りです:
- 一時停止:スペースキーまたはパネルのポーズボタン
- 録画終了:Escキーまたはパネルの停止ボタン
- カメラON/OFF:録画中でも切り替え可能
録画中は自然な話し方を心がけ、「えー」「あの」といった言葉は意識的に避けてください。 Loomは編集機能が限定的なため、最初から完成度の高い録画を目指すのがコツです。
5. 自動アップロードとリンク生成
録画終了と同時に、自動的にクラウドへのアップロードが開始されます。アップロード完了(通常1-2分)すると、ブラウザで動画ページが自動で開きます。
この時点で以下の情報が自動生成されます:
- ユニークな共有URL
- 埋め込み用のHTMLコード
- ダウンロード用のMP4ファイル(Businessプラン以上)
動画のタイトルは自動で「日付 + 時刻」になるため、必ず分かりやすい名前に変更してください。 「営業資料説明_2024年3月版」のような具体的なタイトルが理想的です。
6. 共有設定と権限管理
動画ページの「Share」ボタンから、以下の共有オプションを選択できます:
- Public: 誰でもリンクがあれば視聴可能
- Anyone with the link: リンクを知っている人のみ視聴可能
- Only people I invite: 指定したメールアドレスのみ視聴可能
企業で利用する場合は「Anyone with the link」を基本とし、機密性の高い内容は「Only people I invite」を選択してください。 Publicは検索エンジンにインデックスされる可能性があるため、ビジネス利用では避けるべきです。
7. 視聴データの確認と活用
共有から数時間後、動画ページの「Analytics」タブで視聴データを確認できます。無料プランでも基本的な視聴回数と視聴完了率は把握可能です。
重要な動画(研修コンテンツや重要な連絡事項)では、視聴率が70%を下回る場合は内容の見直しを検討してください。特に離脱の多い時間帯を特定し、その部分の説明方法を改善することで、次回以降の動画品質向上につながります。
活用事例・ユーザーの声
事例1:IT企業のカスタマーサポート担当
導入前の課題: 同じ操作手順の説明を顧客ごとに電話で繰り返し説明しており、1件あたり平均20分かかっていた。また、口頭説明では伝わりにくく、誤解によるトラブルが月5-6件発生していた。
Loomでの解決策: よくある質問TOP10について、それぞれ3-5分の操作説明動画を作成。顧客からの問い合わせに対して、該当する動画のリンクを即座に送付する運用に変更した。
具体的な成果: 平均対応時間が20分から5分に短縮され、サポート担当者1人あたりの対応件数が月120件から300件に増加。誤解によるトラブルも月1-2件まで減少した。
「Loomを導入してから、同じ説明を何度もする必要がなくなりました。顧客も自分のペースで何度でも確認できるので、満足度が大幅に向上しています。特に画面録画とカメラを同時に使える機能は、親近感のあるサポートを提供するのに最適です。」 — G2レビューより(IT業界・カスタマーサポート担当)
事例2:人事部の研修担当
導入前の課題: 新入社員向けの業務システム研修を集合形式で月2回実施していたが、入社タイミングがバラバラで効率が悪かった。また、研修資料の更新があっても全員への周知が困難だった。
Loomでの解決策: 全20項目の業務システム操作を動画化し、新入社員が各自のペースで学習できるオンデマンド研修に移行。システム更新時は該当動画のみ再録画して差し替える運用とした。
具体的な成果: 集合研修の開催回数が月2回から月0.5回(フォローアップのみ)に削減。研修準備時間が月40時間から10時間に短縮され、新入社員の理解度テストの平均点も75点から88点に向上した。
「以前は同じ研修を何度も開催する手間がありましたが、Loomなら一度作成した動画を繰り返し活用できます。新入社員からも『分からない部分を何度でも見返せて助かる』と好評です。視聴分析機能で、どの部分で躓きやすいかも把握できるようになりました。」 — Capterraより(製造業・人事部担当)
事例3:マーケティングエージェンシーの営業担当
導入前の課題: クライアントへの提案で、複雑なマーケティング戦略を資料だけで説明するのに限界を感じていた。対面での提案機会が減り、メールでの提案では差別化が困難だった。
Loomでの解決策: 提案書の各ページを画面共有しながら、詳細な説明を動画で録画。クライアントごとにカスタマイズした10-15分の提案動画を作成し、提案メールに添付する手法を確立した。
具体的な成果: 提案動画を添付したケースの成約率が従来の22%から41%に向上。また、初回提案での質問数が平均8個から3個に減少し、商談プロセスが効率化された。
「Loomの提案動画を使い始めてから、クライアントの反応が明らかに変わりました。『提案内容がよく理解できた』『担当者の人柄が分かって安心した』という声をよくいただきます。競合他社との差別化にも大きく貢献しています。」 — TrustRadiusより(マーケティング業界・営業担当)
メリット・デメリット
メリット
- ✓ 即座の共有機能: 録画完了と同時にリンクが生成され、待機時間なしで共有可能
- ✓ 直感的な操作性: 専門知識不要で、初回利用から5分以内に録画・共有まで完了できる
- ✓ 優秀な無料プラン: 5分制限はあるが、基本機能は全て利用でき、個人利用なら十分な機能
- ✓ 高い視聴体験: 自動字幕生成や倍速再生など、視聴者にとって使いやすい機能が豊富
- ✓ 豊富な統合機能: Slack、Gmail、Notion等の主要ツールとシームレスに連携可能
デメリット
- ✗ 限定的な編集機能: トリミング程度の簡単な編集のみで、本格的な動画編集には不向き(Adobe Premiere等の編集ソフトとの併用で解決可能)
- ✗ 日本語字幕未対応: 自動字幕生成は英語のみで、日本語コンテンツでは字幕機能を活用できない
- ✗ 無料プランの5分制限: 詳細な説明動画では制限が厳しく、途中で分割する必要がある
- ✗ オフライン機能なし: インターネット環境必須で、通信状況によってはアップロードに時間がかかる場合がある
- ✗ ストレージ管理の複雑さ: 無料プランは25動画制限のため、定期的な動画整理が必要
競合ツールとの簡易比較
| 機能 | Loom | Camtasia | OBS Studio |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料〜$16/月 | $299買い切り | 完全無料 |
| 録画時間 | 5分〜無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 編集機能 | 基本的 | 高機能 | なし |
| 共有の簡単さ | ◎ | △ | × |
| 初心者向け | ◎ | △ | × |
使い分けガイド:
- 簡単な説明動画・社内共有なら Loom - 手軽さと共有機能が最大の強み
- 本格的な教材作成なら Camtasia - 高度な編集機能が必要な場合
- ライブ配信・無料で高機能なら OBS Studio - 技術的な知識がある場合
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語に対応していますか?
A. UIは英語のみですが、日本語での録画・共有は問題なく可能です。自動字幕生成機能は現在英語のみ対応となっており、日本語音声の場合は字幕は生成されません。ただし、視聴者が手動で字幕をON/OFFできる機能は利用できます。
Q. 無料プランはありますか?
A. はい。Starterプラン(無料)では、1動画あたり5分まで、合計25動画まで保存可能です。基本的な画面録画、カメラ録画、リンク共有機能は全て利用できます。ビジネス利用で5分制限が不十分な場合は、Business プラン(月額$8)へのアップグレードをご検討ください。
Q. 解約方法や返金ポリシーを教えてください
A. 有料プランの解約は、アカウント設定の「Billing」から「Cancel Plan」で即座に実行できます。年払いプランでも解約時点から使用停止となり、残り期間分は日割り計算で返金されます。ただし、アカウント削除後は全ての録画動画が30日後に完全削除されるため、必要な動画は事前にダウンロードしてください。
Q. セキュリティやデータ保護はどうなっていますか?
A. LoomはSOC 2 Type II認証を取得しており、エンタープライズレベルのセキュリティを提供しています。動画は全てSSL暗号化で転送・保存され、GDPR・CCPA等のプライバシー規制にも準拠しています。Enterprise プランではSSO(シングルサインオン)や高度な管理者権限も利用可能です。
Q. SlackやGoogleドライブなどの他ツールと連携できますか?
A. はい。Slack、Microsoft Teams、Gmail、Google Drive、Notion、Salesforce等、50以上のツールと連携可能です。例えばSlackでは「/loom」コマンドで直接録画を開始でき、完了すると自動でチャンネルに投稿されます。GoogleドライブやDropbox等のクラウドストレージへの自動バックアップ機能もあります。
Q. 導入にはどの程度の時間がかかりますか?
A. 個人利用なら約10分、チーム利用でも1時間以内で導入完了できます。アカウント作成(2分)→デスクトップアプリインストール(3分)→初回テスト録画(5分)で基本機能は利用開始できます。チーム導入では、メンバー招待と権限設定に追加で30-45分程度かかります。特別な設定や研修は不要で、直感的に利用開始できるのがLoomの大きな特徴です。
まとめ + CTA
まとめ:Loomは画面録画の手軽さを重視する方におすすめ
- 無料プランでも5分間の高品質録画が可能で、個人利用や短い説明動画には十分
- 月額$8のBusinessプランで録画時間無制限・分析機能が利用でき、中小企業の本格導入に最適
- リモートワーク・顧客サポート・研修効率化を図りたい組織には特に高い効果を発揮
参考・情報ソース
この記事の情報は2026年3月時点のものです。最新の料金プランや機能については、各サービスの公式サイトをご確認ください。
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