HubSpot とは?無料CRMの全機能と使い方を日本語で完全解説

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HubSpot
無料CRM
$0/月
無料プラン
$20〜
有料プラン
19万+
ユーザー数
主な機能
コンタクト管理
パイプライン
メール追跡
レポート
1500+連携
Good
無料で本格CRM
UI直感的
エコシステム巨大
Note
上位プラン高額
カスタマイズに制限
初CRM導入の中小企業
営業チームのスタートアップ
マーケ×営業連携

顧客情報の管理が煩雑で、営業の機会損失が発生している企業は少なくありません

エクセルでの顧客リスト管理に限界を感じ、営業チームとマーケティングチームの情報共有が断絶している。見込み客へのフォローアップが漏れがちで、せっかくの商談機会を逃してしまう。このような課題を抱える企業に、HubSpotは統合型CRMプラットフォームとしての解決策を提供します。

この記事では以下のポイントを詳しく解説します:

  • HubSpotの無料CRMで実現できる営業・マーケティング機能の全貌
  • 実際の導入手順と効果的な運用方法の具体的なステップ
  • 競合ツールとの比較と、あなたの会社に最適かどうかの判断基準

HubSpotとは?

HubSpotは、営業・マーケティング・カスタマーサービスを一元管理できる統合型CRMプラットフォームです。

2006年にアメリカのマサチューセッツ州で設立されたHubSpot社が開発し、現在世界120カ国以上で13万社以上が導入しています。特に中小企業から大企業まで幅広い規模の企業に支持されており、日本でも急速に利用企業が増加しています。

他の営業管理ツールとの最大の差別化ポイントは、完全無料で使える本格的なCRM機能を提供している点です。多くの競合ツールが無料プランでは機能制限が厳しい中、HubSpotは無料でもコンタクト管理・取引管理・レポート機能などの基本的なCRM機能をフル活用できます。

HubSpotの主な特徴:

  • 完全無料のCRMプラン: 無制限のコンタクト・取引データ保存が可能
  • オールインワン設計: 営業・マーケティング・サポートが一つのプラットフォームで完結
  • 直感的なUI: 複雑な設定不要で、導入初日から使いこなせるシンプルな操作性
  • 豊富な連携機能: Gmail・Outlook・Salesforceなど1000以上のツールとの連携対応
  • 強力なレポート機能: リアルタイムでの売上予測・営業パフォーマンス分析

主要機能の詳細解説

コンタクト管理(Contact Management)

顧客・見込み客の詳細情報を一元管理する機能です。基本的な連絡先情報に加えて、過去のメール履歴・通話記録・ウェブサイト上での行動履歴まで自動的に蓄積されます。

例えば、展示会で集めた名刺200枚の情報を手動入力した場合、HubSpotは各コンタクトがあなたの会社のウェブサイトのどのページを見たか、どのメルマガを開封したかまで自動的にトラッキングし、営業担当者のダッシュボードに表示します。

独自の強み: 他のCRMツールと異なり、HubSpotはウェブサイトのトラッキングコードと連動して、見込み客の行動をリアルタイムで可視化できます。

取引・パイプライン管理(Deal Pipeline)

営業案件の進捗状況をカンバン形式で管理する機能です。「初回接触」「提案」「見積もり」「契約」といったステージごとに案件を整理し、各ステージの成約率や滞留期間を分析できます。

営業担当者は、月初に50件の案件を抱えている場合、どの案件が今月中に成約する可能性が高いか、どの案件でフォローアップが必要かを一目で判断できます。マネージャーも全営業担当者の案件状況をリアルタイムで把握し、適切なサポートを提供できます。

メールマーケティング(Email Marketing)

セグメント化された顧客リストに対して、パーソナライズされたメール配信を行う機能です。開封率・クリック率・配信停止率などの詳細な分析データも自動で収集されます。

例えば、過去3ヶ月間にウェブサイトを訪問したが購入していない1,000名に対して、特別割引のメールを配信。その結果、150名が開封し、30名がウェブサイトに再訪問、最終的に8名が購入に至った、といった一連の流れを数値で追跡できます。

マーケティングオートメーション(Marketing Automation)

顧客の行動に応じて、自動的にメール送信やタスク作成を実行する機能です。「資料ダウンロード後に自動でお礼メール送信」「30日間連絡のない見込み客に再アプローチメール」といったシナリオを設定できます。

営業担当者が手動で行っていたフォローアップ作業の大部分を自動化することで、より戦略的な営業活動に時間を割り当てられます。

レポート・分析(Reporting & Analytics)

営業パフォーマンス・マーケティング効果・顧客動向を詳細に分析するダッシュボード機能です。月次・四半期・年次の売上推移、営業担当者別の成績、マーケティング施策のROI(投資対効果)などを可視化できます。

経営陣は、リアルタイムで更新される売上予測データを基に、四半期目標の達成可能性を判断し、必要に応じて追加のマーケティング投資や営業リソースの配分を決定できます。

料金プラン

プラン月額料金主な機能こんな人向け
Free無料コンタクト無制限、取引管理、基本レポート小規模チーム、CRM導入初心者
Starter$20/月有料サポート、カスタムレポート、1000通/月メール成長中のスタートアップ
Professional$800/月マーケティングオートメーション、詳細分析本格的な営業・マーケ組織
Enterprise$3,200/月高度なカスタマイズ、専任サポート大企業・複雑な業務要件

無料プランの制限事項

  • メール送信は月2,000通まで
  • 電話サポートなし(オンラインヘルプのみ)
  • 一部の高度なレポート機能は利用不可
  • カスタムダッシュボードは5個まで

年払いを選択すると、Starter以上のプランで10%の割引が適用されます。

推奨: まずは無料プランで基本機能を1〜2ヶ月試用し、メール送信数や機能要件が明確になった段階で有料プランへの移行を検討するのが賢明です。

具体的な使い方・操作手順

実際にHubSpotを導入する際の7つのステップを、操作画面に沿って詳しく解説します。

1. アカウント登録とセットアップ

目的: HubSpotアカウントを作成し、基本的な会社情報を設定する

HubSpot公式サイトにアクセスし、「Get free CRM」ボタンをクリック。メールアドレス・パスワードを入力してアカウントを作成します。初回ログイン時に表示される「Company Setup」画面で、会社名・業種・従業員数・主な事業内容を入力してください。

設定のコツ: 業種選択は後のレポートテンプレートに影響するため、最も近い業種を慎重に選択しましょう。

Tip: セットアップ時に「Import contacts」をスキップしても、後から「Contacts」→「Import」でいつでも顧客データを取り込み可能です。

2. コンタクト(顧客情報)のインポート

目的: 既存の顧客データをHubSpotに移行し、営業活動の基盤を構築する

左サイドバーの「Contacts」→「Contacts」を選択し、右上の「Import」ボタンをクリック。CSVファイル、Excel、またはGoogleスプレッドシートから顧客データをアップロードできます。インポート画面で「Map your columns」を選択し、既存データの各列(会社名・氏名・メールアドレスなど)をHubSpotのフィールドに対応付けします。

設定のコツ: メールアドレスは必須フィールドのため、重複チェックを有効にして同一顧客の重複登録を防ぎましょう。

3. セールスパイプラインの設定

目的: 営業プロセスを可視化し、案件の進捗管理を効率化する

「Sales」→「Deals」メニューから「Settings」(歯車アイコン)→「Pipeline」を選択。デフォルトでは「Appointment Scheduled」「Qualified to Buy」「Presentation Scheduled」「Decision Maker Bought-In」「Contract Sent」「Closed Won」「Closed Lost」の7段階が設定されていますが、自社の営業プロセスに合わせてカスタマイズ可能です。

設定のコツ: 各ステージの成約率を過去の実績データを基に設定すると、売上予測の精度が向上します。

Tip: ステージ名は営業チーム全員が理解しやすい用語を使用し、各ステージの定義を明文化してチーム内で共有しましょう。

4. メールテンプレートの作成

目的: 効率的な顧客コミュニケーションのため、再利用可能なメールテンプレートを準備する

「お客様名」などの変数を使用することで、送信時に自動的に顧客名・会社名が挿入されるパーソナライズメールが作成できます。

設定のコツ: 初回挨拶・提案書送付・フォローアップなど、利用頻度の高いシーン別に5〜10個のテンプレートを準備すると効率的です。

5. ウェブサイトトラッキングコードの設置

目的: 見込み客のウェブサイト行動を自動追跡し、営業活動のタイミングを最適化する

「Settings」→「Tracking & Analytics」→「Tracking Code」からHubSpot専用のJavaScriptコードを取得し、自社ウェブサイトの全ページに設置します。WordPressの場合は、HubSpot公式プラグインをインストールすることで簡単に設置可能です。

設定のコツ: トラッキングコード設置後24〜48時間で、既存コンタクトのウェブサイト訪問履歴が表示され始めます。

注意: プライバシーポリシーにウェブサイト訪問データの取得について明記し、GDPR等の規制に準拠することが重要です。

6. 初回メールキャンペーンの配信

目的: 既存顧客への挨拶とHubSpot活用開始の告知を兼ねたメール配信を実施する

「Marketing」→「Email」→「Create email」で新規メールを作成。テンプレートから「Welcome」または「Newsletter」を選択し、件名・本文をカスタマイズします。送信対象は「Contacts」→「Lists」で作成したセグメント(例:過去6ヶ月以内に商談があった顧客)に絞り込みます。

設定のコツ: 初回メールの件名は「【重要】お客様情報管理システム移行のお知らせ」など、開封率を意識した具体的な内容にしましょう。

7. ダッシュボードとレポートの設定

目的: 日々の営業活動とマーケティング効果を数値で把握できる環境を構築する

「Reports」→「Dashboards」→「Create dashboard」で営業用・マーケティング用のダッシュボードをそれぞれ作成。営業ダッシュボードには「Monthly recurring revenue」「Deals by stage」「Sales activity」、マーケティングダッシュボードには「Email performance」「Website analytics」「Lead generation」のウィジェットを追加します。

設定のコツ: 週次でレビューするKPI(重要業績評価指標)を3〜5個に絞り込み、関係者全員が同じ指標を見られるよう共有設定を行いましょう。

活用事例・ユーザーの声

事例1:SaaSスタートアップのセールス担当(20代)

導入前の課題: Excelでの顧客管理では、商談の進捗状況が属人化し、チーム全体での案件状況把握が困難でした。また、見込み客へのフォローアップが漏れがちで、せっかくの商談機会を逃すケースが月に3〜4件発生していました。

HubSpotでの解決方法: パイプライン管理機能で全案件の進捗を可視化し、自動リマインダー機能でフォローアップ漏れを防止。メールテンプレート機能により、提案書送付や契約書確認などの定型業務を効率化しました。

具体的な成果: 月間の商談成約率が15%から23%に向上し、一人当たりの案件処理数が月20件から35件に増加。フォローアップ漏れによる機会損失はほぼゼロになりました。

「パイプライン画面で今週クロージングすべき案件が一目でわかるようになり、優先順位付けが格段に楽になりました。特にモバイルアプリで外出先からも案件状況を確認できるのが便利です。」 — G2レビューより

事例2:製造業のマーケティング部門マネージャー(40代)

導入前の課題: 展示会やセミナーで獲得したリードの管理が煩雑で、営業部門への引き渡しがスムーズでありませんでした。また、メルマガの開封率が低迷し(8%程度)、マーケティング施策の効果測定も困難な状況でした。

HubSpotでの解決方法: リードスコアリング機能で見込み度の高い顧客を自動抽出し、営業部門への優先的な引き渡しを実現。セグメント化されたメール配信により、顧客の関心度に応じたコンテンツ提供を開始しました。

具体的な成果: メルマガの開封率が8%から18%に改善し、展示会リードから商談化する割合が12%から28%に向上。マーケティング予算のROIは1.8倍に増加しました。

「以前は展示会で集めた名刺が営業部門で眠ったままでしたが、今では見込み度の高い順に自動的にソートされて営業担当者に通知されます。無駄なく効率的にリードを活用できています。」 — Capterra掲載の口コミより

事例3:コンサルティング会社の代表取締役(50代)

導入前の課題: 5名の小規模組織ながら、顧客情報が個人のメールやエクセルファイルに分散しており、組織としての顧客資産を有効活用できていませんでした。また、既存顧客へのアフターフォローが属人的で、継続案件の機会を逃しがちでした。

HubSpotでの解決方法: 全ての顧客情報を一元化し、過去の提案履歴・契約内容・連絡履歴をチーム全員が参照可能に。自動化機能により、契約終了3ヶ月前に継続提案のアラートが表示されるよう設定しました。

具体的な成果: 既存顧客からの継続・追加受注率が35%から58%に向上し、年間売上が1.4倍に増加。チーム全体での情報共有により、顧客対応の品質も安定化しました。

「無料プランでも十分な機能があり、導入コストを抑えながら本格的な顧客管理システムを構築できました。特に顧客の全履歴を一画面で確認できるのが、提案品質の向上に直結しています。」 — Trustpilotレビューより

メリット・デメリット

メリット

  • 完全無料での本格CRM利用: 初期費用・月額料金なしで、無制限のコンタクト管理と基本的な営業支援機能を利用可能
  • 直感的で使いやすいUI: 複雑な設定や専門知識不要で、導入初日からチーム全員が活用できるシンプルな操作性
  • 営業・マーケティングの一元管理: 別々のツールを使う必要がなく、データの整合性を保ちながら包括的な顧客管理が実現
  • 豊富な外部連携機能: Gmail・Slack・Salesforce・WordPressなど1000以上のツールとの連携により既存環境に柔軟に統合
  • 充実した学習リソース: 日本語での操作マニュアル・ウェビナー・認定資格制度により、効果的な活用方法を習得可能

デメリット

  • 日本語サポートの限界: UIは英語が中心で、カスタマーサポートも英語対応が基本(日本語サポートは有料プランのみ)
  • 高機能ゆえの複雑性: 機能が豊富すぎて、小規模チームには過剰な機能が含まれ、習得に時間がかかる場合がある
  • 無料プランの機能制限: メール送信数の上限(月2,000通)や電話サポートなし等の制約があり、本格運用時は有料プラン検討が必要
  • データ移行の手間: 既存のCRMツールからの乗り換え時、データ形式の調整や重複排除に相当な工数が必要
  • カスタマイズの制約: 業界特有の要件や複雑なワークフローには対応しきれない場合があり、カスタム開発が必要になることも

競合ツールとの簡易比較

項目HubSpotSalesforcekintone
無料プラン○ 本格的な機能× トライアルのみ× 最低1,500円/月
操作の簡単さ○ 直感的なUI△ 学習コストが高い○ 日本企業向け設計
日本語対応△ UI英語中心△ 同様に限定的○ 完全日本語対応
マーケティング機能○ 統合型で強力○ 別途有料オプション△ 基本的な機能のみ

使い分けガイド

  • コスト重視・スタートアップ企業: HubSpotの無料プランから始めるのが最適
  • 大企業・高度なカスタマイズが必要: Salesforceの企業向けプランを検討
  • 日本語UI必須・中小企業: kintoneが使いやすい選択肢

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語に対応していますか?

A. UIは英語が中心ですが、コンタクト情報やメール配信などのコンテンツ部分では日本語入力・表示に完全対応しています。また、ヘルプドキュメントの一部は日本語化されており、基本的な操作で困ることはありません。日本語でのカスタマーサポートは Professional プラン以上で利用可能です。

Q. 無料プランはありますか?

A. はい。HubSpot CRM は完全無料で利用でき、コンタクト数・ユーザー数・データ容量すべて無制限です。無料プランでもコンタクト管理・取引管理・基本的なメール配信(月2,000通まで)・レポート機能など、中小企業の CRM に必要な機能は網羅されています。

Q. 解約方法や返金ポリシーはどうなっていますか?

A. 無料プランはいつでもアカウント削除が可能です。有料プランは月次・年次契約から選択でき、月次契約の場合は次回請求日の前日までにキャンセル手続きを行えば翌月から課金停止されます。年次契約の場合、途中解約時の返金はありませんが、契約期間中はサービスを継続利用できます。

Q. セキュリティやデータ保護は大丈夫ですか?

A. HubSpotはSOC 2 Type II認証を取得し、GDPR・CCPA等の個人情報保護規制に完全準拠しています。データは米国・ヨーロッパ・アジア太平洋地域のAWSデータセンターで暗号化保存され、99.9%のアップタイム保証があります。また、管理者レベルでのアクセス制御・監査ログ機能も標準装備されています。

Q. 他のツールとの連携はできますか?

A. Gmail・Outlook・Slack・Microsoft Teams・WordPress・Shopify・Salesforce・Zoom など1,000以上のツールとの連携が可能です。多くの連携は設定画面から数クリックで完了し、プログラミング知識は不要です。また、REST API・Webhook機能により、独自システムとの連携開発も可能です。

Q. 導入にはどのくらいの時間がかかりますか?

A. 基本的なセットアップ(アカウント作成・コンタクトインポート・パイプライン設定)は1日で完了します。メールテンプレート作成・ワークフロー設定・レポート設定まで含めた本格運用開始までは、通常1〜2週間程度を見込んでください。既存CRMからのデータ移行がある場合は、データ量により追加で1〜4週間が必要です。


まとめ:HubSpotは営業効率化とコスト削減を両立したい企業におすすめ

  • 無料で使える本格的なCRM機能: 初期費用ゼロで営業管理ツールの効果を実感可能
  • 統合型プラットフォーム: 営業・マーケティング・カスタマーサポートを一元管理してコスト効率を最大化
  • 成長に合わせたスケーラビリティ: 無料から月数十万円まで、企業規模に応じた柔軟なプラン選択が可能

特に「CRMツールは必要だが初期投資は抑えたい」「営業とマーケティングの連携を強化したい」「Excel管理から脱却して組織的な顧客管理を実現したい」という企業には最適なソリューションです。

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