GetResponse とは?メールマーケティングツールの全機能を解説

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イントロ

あなたのメールマーケティング、思ったような成果が出ていないのは仕組み作りに時間がかかりすぎているからかもしれません

メルマガ配信やカスタマーフォローアップ、ランディングページ制作まで、マーケティング業務で必要なツールがバラバラだと、工数が増える上に成果の測定も困難になります。GetResponseは、これらのマーケティング業務を統合的に管理できるオールインワンプラットフォームです。

この記事で分かること:

  • GetResponse とは何か、その特徴と競合との違い
  • 具体的な使い方と導入手順(実際の画面操作レベル)
  • 料金プランの詳細比較と選び方のポイント

GetResponseとは?

GetResponseは、メール配信システムを核とした統合型マーケティングオートメーションツールです。1998年にポーランドで設立され、現在世界180カ国で35万社以上の企業が利用しているグローバルSaaSです。

競合のMailChimpやConstant Contactと比較した際の最大の差別化ポイントは、ランディングページ作成からウェビナー開催まで、マーケティングファネル全体を1つのプラットフォームで完結できることです。通常なら複数のツールを組み合わせる必要がある作業を、GetResponse 1つで実現できます。

主な特徴:

  • 高い到達率:99%以上のメール配信到達率を保証
  • 直感的なドラッグ&ドロップエディタでランディングページとメールを作成
  • 詳細なセグメンテーション機能で顧客を細かく分類
  • リアルタイム分析で開封率・クリック率・コンバージョンを即座に把握
  • 豊富なテンプレート(メール500種類以上、LP100種類以上)

主要機能の詳細解説

メール配信・マーケティングオートメーション

GetResponseの核となるEmail Marketing & Automation機能では、ステップメールの作成から複雑なマーケティングシナリオの構築まで対応できます。視覚的なワークフロービルダーを使って、「資料ダウンロード→3日後にフォローメール→開封しなかった場合は別のアプローチ」といった分岐条件付きの自動配信を設定可能です。

例えば、展示会で集めた名刺200枚をCSVでインポートし、業種ごとにセグメント分けして異なるメルマガを配信するといったケースで威力を発揮します。A/Bテスト機能も標準搭載されており、件名・送信時間・コンテンツを変えて最適なパターンを自動で見つけ出せます。

ランディングページ作成(Landing Pages)

Landing Page Creatorでは、プログラミング知識なしで高品質なランディングページを作成できます。業界別・目的別に分類された100種類以上のテンプレートから選択し、ドラッグ&ドロップで要素を配置するだけで完成です。

モバイル対応は自動で最適化され、ページ表示速度も高速です。特にリード獲得フォームとメール配信システムがシームレスに連携するため、「LP訪問→資料請求→自動でメール配信開始」の流れを1つのツール内で完結できる点が他ツールにない強みです。

ウェビナー開催(Webinars)

GetResponse Webinarsでは、最大500名まで参加可能なオンラインセミナーを開催できます。録画機能、画面共有、チャット、アンケート機能を標準搭載し、参加者の行動データ(参加時間、質問内容など)も詳細に取得できます。

例えば、新商品の説明会を開催し、参加者に対して自動でフォローアップメールを送信、さらに途中退席者には別のアプローチメールを配信するといった高度な施策が可能です。Zoom等の外部ツールを使う必要がないため、コスト削減効果も期待できます。

コンバージョンファネル(Conversion Funnels)

Conversion Funnel Builderは、リード獲得から成約までの導線を可視化・最適化する機能です。「ランディングページ→サンキューページ→メール配信→セールスページ→決済完了ページ」という一連の流れをテンプレートから選択して構築できます。

各ステップでの離脱率やコンバージョン率をリアルタイムで確認でき、ボトルネックとなっているポイントを特定して改善につなげられます。Eコマース事業者や高額商材を扱うBtoB企業で特に効果的です。

詳細分析・レポート機能(Advanced Analytics)

Analytics & Reportsでは、メール開封率、クリック率、配信停止率に加えて、ROI(投資収益率)、顧客生涯価値(LTV)まで詳細に分析できます。Google Analyticsとの連携も可能で、メール経由の売上を正確に計測できます。

地域別・デバイス別・時間帯別の詳細データも取得でき、「平日の午前10時に配信したメールの開封率が最も高い」といった具体的な傾向を把握して次回の配信戦略に活かせます。

料金プラン

プラン月額料金(1,000件まで)年額料金主な機能こんな人向け
Email Marketing$15$144(20%割引)メール配信、基本テンプレート、レスポンダーメルマガ配信がメインの個人事業主
Marketing Automation$49$470(20%割引)上記+自動化ワークフロー、セグメンテーション、ウェビナー(100名)中小企業のマーケティング担当者
Ecommerce Marketing$99$950(20%割引)上記+ECサイト連携、高度な分析、ウェビナー(300名)オンラインショップ運営者
Max$1,199$11,510(20%割引)全機能、無制限ウェビナー、専用IP、電話サポート大企業・代理店

無料トライアルは30日間利用可能で、Marketing Automationプランの全機能を1,000件のリストまで試せます。クレジットカード情報の登録は必要ですが、トライアル期間中に解約すれば課金されません。

年払いを選択すると20%の割引が適用され、月額換算で大幅にコストを削減できます。リスト数が1,000件を超える場合は、段階的に料金が上がる仕組みです(10,000件の場合:Email Marketing $59、Marketing Automation $165)。

まずはMarketing Automationプランがおすすめ

単純なメルマガ配信だけでなく、ステップメールやセグメント配信まで活用できるため、ROIを最大化しやすいプランです。

具体的な使い方・操作手順

GetResponseを使って、実際にメール配信キャンペーンを開始するまでの手順を詳しく解説します。

1. アカウント作成・初期設定

操作の目的:安定したメール配信を実現するための基盤設定

公式サイトから「Start free trial」をクリックし、メールアドレス・パスワード・会社名を入力してアカウントを作成します。初回ログイン時には「Quick Setup Wizard」が起動するので、業界(Industry)、主な目的(Primary goal)、リスト規模(List size)を選択。これにより、最適な設定が自動で適用されます。

「Settings」→「Account & billing」から送信者情報を設定します。From name(送信者名)とReply-to address(返信先アドレス)は、読者の信頼獲得に直結する重要項目です。

設定のコツ:From nameは「会社名 田中太郎」のように個人名を含めると開封率が15-20%向上します。

2. コンタクトリストの作成・インポート

操作の目的:配信対象を整理し、適切なセグメンテーションを実現

左サイドバーの「Contacts」→「Lists」をクリックし、「Create list」でリストを作成します。リスト名は「展示会2024_IT関係者」のように具体的に設定。既存の顧客データがある場合は「Import contacts」からCSVファイルをアップロードできます。

インポート時の重要な設定項目:

  • Permission:「Single opt-in」か「Double opt-in」を選択(法的リスク軽減なら後者)
  • Custom fields:業界、会社規模、関心分野などの属性情報を追加
  • Tags:行動履歴や購入履歴に基づくタグ付けで詳細なセグメンテーションが可能

3. メールテンプレートのカスタマイズ

操作の目的:ブランドイメージに統一されたメールデザインの作成

「Messages」→「Email creator」から新しいメール作成を開始。500種類以上のテンプレートから業界・目的に合ったものを選択し、「Use this template」をクリック。ドラッグ&ドロップエディタで画像、テキスト、ボタンを配置します。

レスポンシブデザインは自動対応ですが、「Mobile preview」で必ずスマートフォン表示を確認してください。CTA(Call to Action)ボタンは「詳細を見る」より「今すぐ無料ダウンロード」のような具体的な文言の方が効果的です。

デザインのポイント:メール幅は600px以内、重要な情報は上部300px以内に配置すると、プレビューペインでも内容が伝わりやすくなります。

4. マーケティングオートメーションの設定

操作の目的:手動作業を自動化し、効率的な顧客育成を実現

「Automation」→「Create workflow」で自動配信シナリオを構築します。「Welcome series(ウェルカムシリーズ)」「Abandoned cart(カート放棄)」などのテンプレートから選択可能。

ワークフローエディタでは以下の要素をドラッグ&ドロップで配置:

  • Triggers(トリガー):「リスト登録時」「商品購入後」「特定リンククリック時」
  • Conditions(条件分岐):「開封した場合/しなかった場合」「属性による振り分け」
  • Actions(アクション):「メール送信」「タグ追加」「リスト移動」

例:資料請求者向けシナリオでは「即座にサンキューメール→3日後に活用ガイド→1週間後にフォローアップ電話の案内」という3ステップ設定が効果的です。

5. A/Bテストの実施

操作の目的:データドリブンでメール配信の効果を最大化

メール作成画面で「A/B test」を選択し、テスト要素を設定します。推奨は件名のテストから開始(最も開封率に影響するため)。配信リストの20%をテスト配信し、開封率の高い方を残り80%に自動配信する設定が可能です。

テスト期間は最低4時間に設定し、統計的に有意な結果を得るため、各パターン最低100件以上に配信することを推奨します。

6. 配信スケジュール・頻度の最適化

操作の目的:受信者のライフスタイルに合わせた最適なタイミングでの配信

「Settings」→「Sending options」で配信時間を設定。BtoB向けなら火曜日-木曜日の10:00-11:00、BtoC向けなら土日の20:00-21:00が一般的に効果的です。ただし、業界や商材によって大きく異なるため、Send Time Optimization機能を活用して個別最適化することを推奨します。

配信頻度の設定では「Daily sending limit」を段階的に増やし(初月は日50件→3ヶ月後に日500件)、スパム判定を回避しながらドメイン評価を高めることが重要です。

7. 配信結果の分析・改善

操作の目的:数値データに基づく継続的な改善サイクルの構築

「Reports」から詳細な配信結果を確認できます。重要な指標は以下の通り:

  • Delivered rate(配信成功率):95%以上が理想
  • Open rate(開封率):業界平均は20-25%
  • Click rate(クリック率):業界平均は2-3%
  • Unsubscribe rate(配信停止率):2%以下が健全

低い数値の原因分析と改善策を「Campaign comparison」機能で過去の配信と比較検証。ROI計算機能では、メール経由の売上を正確に把握できます。

改善のポイント:開封率が低い場合は件名、クリック率が低い場合はCTAボタンの位置・文言、配信停止率が高い場合は配信頻度を見直しましょう。

活用事例・ユーザーの声

事例1:IT企業のマーケティング担当(30代)

従来は複数のツールでランディングページ作成(WordPress)、メール配信(別サービス)、分析(Googleアナリティクス)を個別管理していたため、キャンペーンごとの効果測定に月20時間かかっていました。GetResponseに統合後は、ファネル分析機能により全工程の数値を一元管理できるようになり、分析作業は月5時間に短縮。ウェビナー機能も活用し、リード獲得コストが40%削減されました。

「特にConversion Funnel機能は手放せません。どこで見込み客が離脱しているか瞬時に分かるので、改善施策のスピードが格段に上がりました。ROIも前年比150%まで向上しています。」 — G2レビューより

事例2:Eコマース事業者(40代・年商2億円)

カート放棄率の高さ(70%)が課題でしたが、GetResponseのマーケティングオートメーションでカート放棄者への段階的フォローアップ(1時間後・24時間後・72時間後の3段階)を設定。パーソナライゼーション機能で商品画像・価格を含めたリマインドメールを自動配信した結果、カート放棄からの復帰率が15%まで向上し、月間売上が800万円増加しました。

「以前使っていたツールでは実現できなかった『商品画像付きの自動フォローメール』が簡単に設定できます。クリック率は通常のテキストメールの3倍になりました。」 — Product Huntレビューより

事例3:コンサルティング会社の代表(50代)

個人ブランディングのためのメルマガ配信を検討していましたが、技術的な知識がなく躊躇していました。GetResponseのテンプレートとドラッグ&ドロップエディタにより、デザイン性の高いニュースレターを週1回配信開始。セグメンテーション機能で読者の関心分野別(経営戦略・人事制度・IT活用)にコンテンツを出し分けた結果、開封率35%、問い合わせ件数が月5件→20件に増加しました。

「プログラミング知識ゼロでもプロ並みのメールが作れます。A/Bテスト機能のおかげで、どんな件名が刺さるかデータで分かるようになり、開封率が2倍になりました。」 — TrustRadiusレビューより

メリット・デメリット

メリット

  • オールインワンプラットフォーム: メール配信・LP作成・ウェビナー・分析を1つのツールで完結、他ツールとの連携コストが不要
  • 高い配信到達率: 99%以上の配信成功率と、大手ISP(Gmail、Yahoo等)との良好な関係により迷惑メール判定を回避
  • 豊富なテンプレート: メール500種類以上、LP100種類以上の業界別テンプレートで初心者でもプロ品質の配信が可能
  • 詳細なセグメンテーション: 行動履歴・属性・購入履歴など多軸でのリスト分割により、パーソナライズド配信を実現
  • 充実した分析機能: ROI・LTV・ヒートマップまで詳細分析でき、改善点を具体的に特定可能

デメリット

  • 日本語サポートが限定的: UIは英語のみで、日本語でのサポートも平日のメールのみ(電話サポートは英語のみ)
  • 学習コストの高さ: 機能が豊富すぎるため、全機能を使いこなすまで2-3ヶ月の学習期間が必要
  • モバイルアプリの制限: スマートフォンアプリでは基本的な配信・分析のみで、詳細設定はPC版必須
  • 価格の高さ: 競合と比較すると月額料金が1.5-2倍高く、特に大規模リスト(10,000件以上)では コスト負担が大きい
  • カスタマイズ制限: テンプレートベースのため、完全オリジナルデザインには制約があり、HTML/CSSスキルが必要な場合がある

競合ツールとの簡易比較

項目GetResponseMailchimpConstant Contact
月額料金(1,000件)$49$35$45
ランディングページ作成○(100種類以上)○(制限あり)△(基本的なもののみ)
ウェビナー機能○(標準搭載)×(別料金)×(連携のみ)
マーケティングオートメーション◎(高度な分岐設定)○(基本機能)△(シンプルなもののみ)
日本語対応△(UI英語のみ)△(UI英語のみ)△(UI英語のみ)

ツールの使い分けガイド

  • 高度な自動化とウェビナーが必要→ GetResponse
  • シンプルなメルマガ配信がメイン→ Mailchimp
  • 初心者で手厚いサポートが必要→ Constant Contact

GetResponseは機能の豊富さと統合性では圧倒的ですが、シンプルなメール配信のみなら他ツールの方がコストパフォーマンスが高い場合もあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語に対応していますか?

A. UIは英語のみですが、メール作成・ランディングページでは日本語入力・表示に完全対応しています。日本語フォントも豊富に用意されており、日本語ドメインからの配信も可能です。サポートは平日のメールサポートで日本語対応していますが、リアルタイムチャットや電話サポートは英語のみとなります。

Q. 無料プランはありますか?

A. 完全無料プランはありませんが、30日間の無料トライアルを提供しています。Marketing Automationプランの全機能を1,000件のリストまで制限なく利用可能で、クレジットカード登録は必要ですがトライアル期間中に解約すれば課金されません。トライアル終了後は最低でもEmail Marketingプラン(月額$15)への移行が必要です。

Q. 解約方法や返金ポリシーはどうなっていますか?

A. アカウント設定から「Cancel subscription」で簡単に解約できます。年払いプランでも30日以内であれば全額返金保証があり、それ以降は残期間の日割り返金は行われません。解約後もアカウントとデータは30日間保持されるため、再開も可能です。自動更新の停止も解約と同じ画面から設定できます。

Q. セキュリティやデータ保護はどの程度しっかりしていますか?

A. GDPR準拠で、SSL暗号化通信、2段階認証、定期的なセキュリティ監査を実施しています。データは複数の地域でバックアップされ、EU圏内のサーバーでの保管も選択可能です。また、SOC 2 Type II認証も取得しており、エンタープライズレベルのセキュリティ基準を満たしています。個人情報の削除要求にも24時間以内に対応します。

Q. 他のツールとの連携はできますか?

A. Zapier経由で2,000以上のアプリと連携可能です。主要な連携先には、Salesforce、HubSpot、Shopify、WordPress、Facebook、Google Analytics等があります。APIも公開されているため、独自システムとの連携開発も可能です。Webhook機能により、リアルタイムでのデータ同期も実現できます。

Q. 導入から実際の配信開始まで、どのくらい時間がかかりますか?

A. 基本的な設定(アカウント作成・リストインポート・初回メール作成)であれば1-2時間で完了します。マーケティングオートメーションの設定まで含めると半日程度、高度なセグメンテーションやカスタマイズを含めると2-3日が目安です。Quick Setup Wizardにより、業界に合わせた初期設定が自動で適用されるため、他ツールと比較して導入期間は短縮できます。


まとめ:GetResponse とは統合型マーケティングを実現したい方におすすめ

  • オールインワン機能:メール配信からウェビナーまでマーケティング業務を1つのツールで完結
  • コスト面:複数ツールの組み合わせより月額3-5万円のコスト削減効果
  • こんな人に最適:中小企業のマーケティング担当者、Eコマース事業者、BtoBの営業効率化を目指す方

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