Brevo とは?メール配信×CRM統合ツールの機能・料金・使い方

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Brevo
CRM統合
$0/月
無料プラン
$25〜
有料プラン
50万+
ユーザー数
主な機能
メール配信
CRM機能
自動化
セグメント
分析レポート
Good
無料プランあり
CRM統合済み
使いやすいUI
Note
日本語サポート限定
高度機能は有料
中小企業
メール配信重視
CRM導入検討

Brevo(旧Sendinblue)は、メール配信とCRM機能を統合したマーケティングオートメーションツールです。フランス発のSaaSで、世界中で50万社以上の企業が利用している信頼性の高いプラットフォームとして知られています。

この記事で分かること:

  • Brevoの機能と料金プラン詳細
  • 実際の設定手順と使い方
  • 競合ツールとの比較と導入判断材料

Brevoとは?

Brevoは、中小企業から大企業まで対応するオールインワン・マーケティングプラットフォームです。 2012年にフランスで設立されたSendinblue社(現Brevo社)が開発しており、現在では世界180カ国以上で50万社を超える企業が利用している実績があります。

競合ツールとの最大の差別化ポイントは、メール配信の従量課金制にあります。多くのツールが連絡先数で料金が決まるのに対し、Brevoは実際に送信したメール数で課金されるため、大量の見込み客リストを持つ企業でもコストを抑えやすい料金体系となっています。

Brevoの主要な特徴:

  • メール・SMS・WhatsApp配信に対応
  • CRM機能とセールスパイプライン管理
  • マーケティングオートメーション機能
  • トランザクションメール(注文確認等)の配信
  • リアルタイム分析とレポート機能

主要機能の詳細解説

メール配信・マーケティング オートメーション

Email Campaigns機能では、ドラッグ&ドロップ式のエディターを使ってプロフェッショナルなメールテンプレート 作成ができます。レスポンシブデザインに自動対応し、60以上の無料テンプレートから選択可能です。

例えば、ECサイトが新商品発表のニュースレターを1万人の顧客に送信する場合、テンプレートを選択してブランドカラーに変更し、商品画像をアップロードするだけで30分程度でキャンペーンが完成します。A/Bテスト機能により件名やコンテンツの効果検証も自動で行えます。

Pro Tip: Brevoのドラッグ&ドロップエディターは、HTMLの知識がなくても複雑なレイアウトを作成できる点が他ツールより優れています。

CRM・リード管理

Contacts & Companies機能では、顧客情報の一元管理とセールスパイプライン管理を行えます。連絡先は無制限で保存でき、カスタムフィールドの追加や詳細なセグメント作成が可能です。

例えば、B2B企業が展示会で収集した500枚の名刺を一括インポートし、「業界別」「企業規模別」「関心度別」にタグ付けして管理できます。各リードの行動履歴(メール開封、リンククリック、サイト訪問)も自動的に記録され、営業担当者がホットリードを効率的に特定できます。

SMS・WhatsApp配信

SMS & WhatsApp機能により、メール以外のチャネルでも顧客にアプローチできます。SMS配信は世界200カ国以上に対応し、WhatsApp Business APIとの連携によってチャットでの顧客サポートも実現できます。

例えば、美容サロンが予約確認や前日リマインダーをSMSで自動送信する仕組みを構築できます。メール配信 設定と同じ操作感で、開封率95%を誇るSMSマーケティングを展開できる点が特徴です。

API 連携とトランザクションメール

Transactional APIでは、ECサイトやWebアプリケーションからの注文確認メール、パスワードリセットメールなどを自動送信できます。99.9%の到達率を保証する高い配信性能と、リアルタイムでの送信ログ確認が可能です。

例えば、オンラインスクールが受講者の進度に応じて修了証明書を自動送信したり、予約システムと連携して確認メールを即座に配信したりできます。API 連携方法は詳細なドキュメントが用意されており、開発者向けのサポートも充実しています。

分析・レポート機能

Analytics & Reporting機能では、メール配信の詳細分析からROIの測定まで幅広いデータを可視化できます。ヒートマップ分析、地域別の開封率、デバイス別の統計など、マーケティング戦略の改善に必要な情報が一目で分かります。

リアルタイムダッシュボードでキャンペーンの成果を即座に確認でき、Google Analytics との連携により Webサイトでの行動データとメール配信データを統合して分析できる点が他ツールにない強みです。

料金プラン

プラン名月額料金メール送信数SMS送信数主な機能
Free無料300通/日なしメール配信、基本テンプレート、Brevoロゴ表示
Starter$2520,000通/月なしBrevoロゴ削除、メールサポート、基本分析
Business$6560,000通/月無制限マーケティングオートメーション、高度分析、電話サポート
BrevoPlus要相談カスタムカスタム専任サポート、高度なセキュリティ、カスタム統合

各プランの対象者:

  • Free: 個人ブロガーや小規模ビジネスの試験運用
  • Starter: 月1-2回の定期配信を行う中小企業
  • Business: マーケティング オートメーションを本格運用したい企業
  • BrevoPlus: 大企業や特殊な要件がある組織

無料プランの制限事項: 1日300通まで、Brevoロゴの表示必須、電話サポートなし、マーケティングオートメーション機能なし。ただし連絡先数は無制限で、基本的なメール配信とCRM機能は利用可能です。

年払いを選択すると月額料金が10%割引になり、長期利用でコストを抑えられます。

おすすめプラン: まずは無料プランで操作感を確認し、送信量が増えてきたらStarterプラン(月額$25)に移行するのが現実的です。

具体的な使い方・操作手順

以下では、Brevoでメール配信キャンペーンを作成・送信する具体的な手順を説明します。この手順に従えば、初回でも30分程度でプロフェッショナルなメールマガジンを作成できます。

1. アカウント作成とセットアップ

操作の目的: Brevoの基本設定を行い、メール配信の準備を整える

公式サイトにアクセスし、「Sign up free」をクリックしてアカウントを作成します。メールアドレス、パスワード、会社名を入力後、メール認証を完了させてください。ログイン後、「Settings」→「Senders & IP」で送信者情報を設定し、SPFレコードとDKIMの認証設定を行います。

設定のコツ: 送信者名は会社名やサービス名を使用し、返信用メールアドレスは必ず確認できるものに設定してください。認証設定により配信到達率が大幅に向上します。

2. 連絡先リストのインポート

操作の目的: 配信対象となる顧客データをBrevoに取り込み、セグメント管理を可能にする

左サイドバーの「Contacts」→「Lists」を選択し、「Create a list」をクリックしてリスト名を入力します。CSVファイルから連絡先をインポートする場合は「Import contacts」を選択し、ファイルをアップロード後にフィールドマッピングを行います。名前、メールアドレス、属性情報を適切に対応付けてください。

重要: インポート前に必ず配信同意を得ている連絡先のみを含めてください。GDPR等のプライバシー法規に違反する可能性があります。

3. メールテンプレート 作成

操作の目的: ブランドに合ったデザインのメールテンプレートを作成し、再利用可能な形で保存する

「Campaigns」→「Email」→「Create an email campaign」の順にクリックし、キャンペーン名を入力します。「Design」ステップで「Drag & drop editor」を選択し、60以上のテンプレートから適切なデザインを選択してください。エディター内でテキスト、画像、ボタンをドラッグ&ドロップで配置し、ブランドカラーやフォントを設定します。

デザインのコツ: モバイル表示は自動最適化されますが、「Preview」機能で必ずスマートフォン表示を確認してください。CTAボタンは目立つ色を使い、1つのメールに3個以下に絞ると効果的です。

4. 配信設定と送信スケジュール

操作の目的: 適切な配信タイミングと送信設定により、高い開封率とエンゲージメントを実現する

「Recipients」ステップで配信対象のリストを選択し、必要に応じてセグメント条件(地域、年齢、過去の行動など)を追加します。「Settings」では件名、送信者名、返信先アドレスを設定し、「Send」で配信タイミングを選択します。即座に送信するか、特定の日時にスケジュール配信するかを決定してください。

5. A/Bテストの実施

操作の目的: 複数のバージョンを比較検証し、最も効果的なメール内容を特定する

「Settings」セクションで「A/B test」を有効化し、テスト対象(件名、送信者名、コンテンツ)を選択します。テスト配信比率(通常は10-20%)と勝者判定基準(開封率またはクリック率)を設定し、残りの受信者への配信時間を指定します。勝者バージョンが自動的に残りの受信者に送信されます。

A/Bテストのベストプラクティス: 一度に複数要素をテストすると結果が不明確になります。件名のみ、またはCTAボタンの色のみなど、1つの要素に絞ってテストしてください。

6. マーケティング オートメーションの設定

操作の目的: 顧客の行動に応じた自動配信フローを構築し、効率的なナーチャリングを実現する

「Automation」メニューから「Create a workflow」を選択し、トリガー条件(新規登録、商品購入、特定ページ訪問など)を設定します。ワークフロービルダーで配信タイミング、条件分岐、フォローアップメールの内容を定義します。例えば、「新規登録後1時間→ウェルカムメール」「3日後→サービス紹介」「1週間後→特別オファー」のような段階的配信が設定できます。

7. 配信結果の分析と改善

操作の目的: 詳細な配信データを分析し、次回キャンペーンの改善点を特定する

「Reports」→「Email campaigns」で各キャンペーンの詳細統計を確認します。開封率、クリック率、配信エラー、購読解除率を分析し、業界平均(開封率20-25%、クリック率2-5%)と比較評価してください。ヒートマップ機能でメール内のクリック分布を確認し、最も効果的なコンテンツ配置を特定できます。

改善のポイント: 開封率が低い場合は件名の見直し、クリック率が低い場合はCTAの配置やコンテンツの関連性を改善してください。配信時間帯の最適化も重要な要素です。

活用事例・ユーザーの声

事例1:IT企業のマーケティング担当

導入前は複数のツール(メール配信、CRM、分析ツール)を個別運用しており、データの整合性確保と作業効率に課題を抱えていました。Brevoの統合プラットフォームに移行することで、リード管理から配信、分析までを一元化し、月間40時間かかっていた業務を15時間に短縮することに成功しました。

「Brevoのマーケティング オートメーションを導入してから、リード獲得から商談化までの時間が平均14日から8日に短縮されました。特にスコアリング機能により、営業チームがホットリードに集中できるようになった点が大きな成果です。」 — G2レビューより(IT業界・マーケティング担当)

事例2:ECサイトの運営責任者

従来のメール配信サービスでは連絡先数による従量課金のため、10万人の顧客リストを抱える中で月額コストが$500を超えていました。Brevoの送信通数課金に変更することで、月額$65のBusinessプランで同等のサービスを受けられ、年間$5,000以上のコスト削減を実現しています。

「顧客リストは10万件以上ありますが、実際の配信は月5万通程度です。Brevoなら大量のリストを維持しながらコストを抑えられるため、ROIが300%改善しました。カート放棄メールの自動配信で売上も15%向上しています。」 — Capterraより(EC業界・運営責任者)

事例3:教育サービスの顧客成功担当

オンライン学習プラットフォームにおいて、受講者の学習継続率向上が最大の課題でした。BrevoのSMS配信機能とメール配信を組み合わせ、学習進捗に応じたパーソナライズされたフォローアップを自動化することで、6ヶ月間の継続率が65%から82%に向上しました。

「学習が停滞している受講者に対して、SMS×メールの組み合わせでアプローチできる点が画期的でした。プッシュ通知より開封率が高く、受講再開率が40%向上しています。多様なチャネルを統合できるBrevoでなければ実現できませんでした。」 — TrustRadiusより(教育業界・顧客成功担当)

メリット・デメリット

メリット

  • 従量課金制の料金体系: 大量の連絡先を保有しても実際の送信数のみ課金されるため、コスト効率が高い
  • 多チャネル対応: メール・SMS・WhatsAppを統合管理でき、顧客との接点を最大化できる
  • 高い配信到達率: 99.9%の配信成功率とスパムフィルター回避の最適化技術を提供
  • 無制限の連絡先保存: 無料プランでも連絡先数に制限がなく、データベース拡張を気にせず運用可能
  • 直感的な操作性: ドラッグ&ドロップエディターとビジュアルワークフローにより、技術知識がなくても高度な設定が可能

デメリット

  • 日本語UIが未対応: インターフェースは英語のみのため、慣れるまでに時間がかかる場合がある
  • 日本での知名度が低い: 国内事例や日本語サポート情報が限定的で、導入時のハードルとなる可能性
  • 高度な機能の学習コスト: マーケティング オートメーションやAPI 連携は設定が複雑で、十分な活用に時間を要する
  • 電話サポートの時間帯制限: 欧州時間でのサポート提供のため、日本時間では利用しづらい場合がある
  • プラン変更時のタイムラグ: 送信数上限を超えた場合の自動スケールアップに若干の遅延が発生することがある

競合ツールとの簡易比較

ツール名月額料金課金方式強み日本語UI
Brevo$25〜送信数多チャネル統合・コスト効率×
Mailchimp$13〜連絡先数豊富なテンプレート・知名度
ConvertKit$25〜連絡先数クリエイター向け特化機能×
ActiveCampaign$15〜連絡先数高度な自動化・CRM機能×

使い分けのガイド:

  • 大量リスト×低頻度配信: Brevoの従量課金が最もコスト効率が良い
  • 豊富なデザインテンプレート重視: Mailchimpの選択肢が豊富
  • 高度なマーケティング オートメーション: ActiveCampaignが最も機能が充実
  • 日本語サポート必須: 国内ツール(配配メールなど)を検討すべき

よくある質問(FAQ)

Q. 日本語に対応していますか?

A. UIは英語のみですが、メール本文やSMS、フォームでは日本語の入力・表示に完全対応しています。また、日本語ドメインからの送信やマルチバイト文字でのセグメント設定も問題なく動作します。日本語サポートドキュメントは限定的ですが、公式のナレッジベースは詳細で分かりやすく構成されています。

Q. 無料プランはありますか?

A. はい。無料プランでは1日300通(月間約9,000通)のメール配信が可能で、連絡先数は無制限、基本的なメール配信とCRM機能を利用できます。ただし、Brevoロゴの表示、マーケティング オートメーション機能なし、電話サポートなしという制限があります。本格運用前の機能検証には十分な内容です。

Q. 解約方法と返金ポリシーはどうなっていますか?

A. 有料プランはいつでも「Settings」→「Plan & Billing」から解約可能で、違約金は発生しません。月額プランは次回更新日まで利用でき、年額プランは日割り計算での返金はありませんが、契約期間終了まで全機能を利用できます。解約後もアカウントとデータは30日間保持されます。

Q. セキュリティとデータ保護はどの程度信頼できますか?

A. BrevoはGDPR完全準拠、SOC 2 Type II認証取得済みで、ISO 27001の国際セキュリティ基準も満たしています。データは欧州(フランス)のデータセンターで暗号化保存され、アクセスログの完全監査と2要素認証に対応しています。日本企業でも安心して利用できるセキュリティレベルです。

Q. 他のツールとの連携はどこまで可能ですか?

A. Zapier経由で3,000以上のアプリと連携でき、WordPress、Shopify、WooCommerce、HubSpot、Salesforceなどの主要プラットフォームには公式プラグインが用意されています。RESTful APIとWebhookにより、カスタムシステムとの双方向連携も可能で、開発者向けのSDKも提供されています。

Q. 導入から実際の配信開始まで、どれくらいの時間がかかりますか?

A. アカウント作成から初回メール配信までは最短1時間程度で完了します。ただし、SPF/DKIM認証設定(24-48時間で反映)とドメイン認証を完了させ、本格的なマーケティング オートメーション設定を行う場合は1週間程度を見込んでください。連絡先データの移行作業を含めると2週間程度が現実的な導入期間です。


まとめ:Brevoは効率的なマーケティング統合を求める企業におすすめ

  • コスト効率: 従量課金制により大量リストでも運用コストを抑制
  • 機能の充実度: メール・SMS・CRM・自動化を単一プラットフォームで実現
  • こんな企業に最適: 顧客数が多いが配信頻度は適度、多チャネルでのアプローチを重視する企業

→ Brevo 公式サイトへ

参考・情報ソース

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